こんにちはstelliterです。
最近お気に入りのストリング
『トアルソンシンセティック1.25』
最近こちらのストリングのテンション維持傾向を少し追っていましたところ、少しナイロンモノの特徴がつかめてきました。
総合的な評価も含め記事にしてみました。
それではいってみましょう。
❝ナイロンモノ、、張り上げたラケット2本❞
先日購入したヘッド グラフィン XT SPEED MP
そしてこれまた最近お気に入りのスリクソン REVO 2.0 lite
この2本に両方とも張り上げたトアルソンシンセ1.25。
それぞれの張り上げ時のテンションから今現在の下がってきたであろうテンション測定結果を見ていきます。
❝ナイロンモノ、、初期のテンション低下が激しい❞
テンション測定に使用したのはここのところずっと使い続けている、、
『RACKET TUNE』
こちらのアプリにて測定。
(SPEED MPの場合)
まずSPEED MPのほうから見ていきましょう
10日ほど前に50ポンド設定で張り上げました。
そして張り上げ終了時の測定結果が
8月22日:48.6ポンド
少し設定よりは下がりましたが、まあまあかなと言ったところでした。
そして2回ほど使用した5日後のテンションが
8月27日:41.3ポンド
ガクンと下がりました。
あちゃ~やっぱりナイロンモノだってポリと同じくらい下がっちゃうんだな
こう思いましたが、そこから3日後、4日後それぞれ1回ずつ使用したのちの測定結果は
8月30日:40.6ポンド
8月31日:40.4ポンド
ここらへんで何となく安定し始めた。
初期のテンションダウン期間を過ぎたからなのか、たまたまなのか。
(REVO 2.0 liteの場合)
こちらは張り上げ時の詳細データを記録していなかったのですが、記憶をたどって記します。
6月中旬:42ポンド設定で張り上げ時測定結果38ポンド
そこからしばらくは測定していなかったため一気に飛んでしまうのですが、、
8月20日:33.4ポンド
8月30日:33.2ポンド
8月31日:33.1ポンド
どうでしょうか。
これまた同じく、張り上げ初期の数字には満足できないけど、後半の維持率が素晴らしい。
しかも8月20日から31日までにいたってはわずか0.3ポンドの差。
かなり優秀な気がします。
❝ナイロンモノ:張り上げ直後のテンション低下を許容しておく❞
両ラケットとも、張り上げから最初の数日間のうちに一定のところまでストンと低下していく傾向にありました。
そしてこの傾向はトアルソンシンセだけの話ではなく、どのストリングも大なり小なりあるようですね。
但し、その後極端に落ち着いているところをみれば、張り上げ時にある程度自分の希望テンションより高めに設定して張り上げれば、おいしいテンション範囲で維持できることが期待できそうです。
❝トアルソンシンセティック1.25:打った感触もそれほど劣化を感じない❞
以前にポリのテンション以外の劣化体感を記事にしました。
この時は随分とテンションダウン以外の打感に関する劣化を感じたものなんですが。
しかしトアルソンシンセ1.25に関して、、SPEED MPとREVO 2.0 lite、張り上げ時期がほぼ2か月違うのですが、ストリングにおける打感の極端な違いは感じなかったですね。
ま、できれば同じラケットで体感による違いを比較すればよかったのですが。
ただしREVO 2.0 liteのほう、ノッチの出来上がりっぷりはすさまじい、さすがはナイロン(ポリだとここまではいかないんですが)。
このようにギッチギチいってます。
❝トータルで見たトアルソンシンセティック1.25評価❞
以前にナイロンモノは嫌いだという記事を大々的に発信していました。
今もってその気持ちに嘘はありませんが、このストリングだけは大いに気に入っています。
- まず硬くてシャープ(ストリングはポリ・マルチも含め硬いほうが好き)
- 打った感触が明らかに『ある』
- ナイロンモノ単張りにしてはスピンのかかりに何ら不満がない
- 今回記事にて何となく判明した、テンション維持率も初期低下を除けばぜんぜんイケる
なかなかナイスなストリングですよね。
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トアルソンには『アスタリスタ』というトアルソンを長年支え続ける大黒柱がございます。
アスタリスタもナイロンモノの中では私も唯一、、
これなら使ってもいいかな・・
くらいに、『やや推し』していたナイロンモノ。
今回のトアルソンシンセ1.25はアスタリスタほどのメジャーなストリングではありませんが、単張りでこれほど不満なく使用できているというのがなにより嬉しい。
あと安いしですしね(笑)
さすがはストリング専業メーカー(ラケットもいいものを販売していますが)のトアルソン。
これからしばらくはこのストリングメインにしていこうかな。