こんにちはstelliterです。
これまでたくさんラケットメーカーに対する私的な印象などについては触れてきました。
よく思うことなんですが、数あるラケットメーカーの中でもバボラというメーカーは不思議ですね。ものすごい異質な存在感を放っている。
理由はいろいろとありますが、、
- フラッグシップモデルを中厚フレーム黄金スペックとしている。
- ラケットデザインが斬新でメーカーイメージが常に若々しい。
この二つに尽きる。
特に最初のフラッグシップ云々の部分。
バボラの場合、ラケット販売の発端がピュアドライブですから仕方ありませんけど、しかしそこで舵を切りなおそうなどとしない。
例えばプリンスの場合、メーカー発足以来の出世頭はもちろんグラファイト。
テニスラケット界においての金字塔を打ち立てたスーパー孝行息子でございます。
しかしどうでしょうか、いまやプリンスのフラッグシップモデルと言えば当然、通常のPHANTOMシリーズやTOURなどの正統派ツアー系モデルです。
もちろんグラファイトも薄ラケでありツアー系モデル。
されどどこか別格扱いで他のラケットとは一線を画すカテゴリーに位置させられている感があります。
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そこへいくとバボラは違いますね、先頭を走らされているのは常に売れ線歌手第一号のピュアドライブ、そしてすぐ後を追っかけるアエロみたいな流れを長年販売戦略としている(もちろん他のラケットもありますけど)。
(聖子ちゃんと明菜みたいなもんやな)
そして、そのピュアドラをメインキャラとして持ってきているのに加え、ラケットメーカーとしては比較的後発隊(ストリング製造はなが~い歴史あり)であることもあってか
どこか、、『Yeah!!』みたいなチャラさ
パリピー路線
『いい意味』でこういった雰囲気がある、あくまでいい意味ですよ💦
かといってラケットの性能はまったく老舗メーカーに引けを取らないにもかかわらず、辛気臭い感ゼロの垢抜け度100%メーカーなんですね。
今後さらに20年、30年とラケットメーカーとしての歴史を刻んでいったとて、例えばヘッドやましてやウィルソンのような伝統派・正統派感はまったく醸せないような気がします。
(どうだこのwilsonプラス、ロジャー様の神々しさ)
いや、けっしてバボラをバカになどしていない(笑)。
繰り返しになりますが、ラケットの性能は素晴らしすぎるくらい素晴らしい。使用プロのメンツも男子女子ともにそうそうたるメンバー(意外にGS覇者は少なめな気もしますが)、たまげた一大メーカーです。
ただ
『ホント独特なメーカーイメージ持ってるよねぇ』
という他には表現できない、他に比類なきメーカーでありそれがバボラのいいところ。
ぜひこのまま独自路線を突き進んでほしい。