脱中級テニス🎾強風対策(特に風上からのプレー)、、いかに『回転でコントロールするか』

こんにちはstelliterです。

本日(3月14日)関東近県でテニスされた方、、風の具合はいかがだったでしょうか?

こちら東京ですが空前絶後の強風🌀、ホワイトデーにお天道様から、なかなかのお返しをいただいた心境でした(笑)。

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今日はその強風時におけるテニスの難しさを再び感じてしまったので、そのあたりについてお話まとめたいと思います。

❝上級者は風上からのサーブをむしろ有利と考えている❞

以前になりますが、風上・風下でのプレーに関して記事をアップしました。

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今回も上記過去記事の焼き増しになっちゃう点、多々ございますがご了承のほど💦(笑)

相変わらず強風下におけるプレー機会は本当に多いですが(てか風強い日多すぎないマジで??)、私自身基本的に考え方に変化はありません。

『ちょっとだけ風下有利』

いつも言っている極め台詞ですが、あくまで中級者レベルまでの話ですよ。やっぱりいろいろな状況において風下からはボールが収まりやすいですからねぇ。

 

それはさておき先月ですが、これまでも何度か対戦しているM君とご一緒した際、同じくかなりの強風デ―でした。

そのときM君はポロっと私に話してくれたのは

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M君

やっぱ風上はサービスやりやすいですね。8割はキープできますよ。

このように言っていました。

とにかくサーブに関しては威力で圧せるという感覚が大きいようです。

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そりゃフォローの風はサービスゲームにおいて、入れば抜群に効果的ですけど、同時にオーバーミスが怖いもの。

よっぽど風を利用してサービスラインに収める自信と伴った技術があるんでしょう。

❝ビビり全開っぷり、、風上側サーブのデメリット❞

私にしてみりゃとても反対の心境です。

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まじかよ、、俺やりづらくって超恐々打ってるけど💦

これはもう技量の問題としか言えません。

 

恐々打つ、もしくはダフォ覚悟で2本とも玉砕、、入れば強烈サーブ、入らなけりゃしゃーねぇな、、といった感じですね。

具体的には風上からのサーブは下記のように

  1.  まずトスが安定しない(前方向に流れる)から何度もやり直し。
  2. オーバーが怖いから思い切りのないサーブ
  3. 思い切りのないサーブに対し、風下から逆に思い切られたリターンが返ってくる😅(特にセカンド)
  4. 思いきれなさすぎてネットミス2回のダフォ(ほんとにイラつく)

 しっかり4重苦を味わっている今日この頃。

次項でも触れていますが、回転系サーブをしっかり打てる技術は必須です。

❝風上側からのストローク、、フラット系のプレーヤーはキツイ❞

 こちらも基本的に同じ考えですがサーブよりは少しマシですかね。

回転をかけてボールコントロールするということにおいてはサーブよりもやりやすい。

風を味方につけて少ない力で相手を圧すという風の有効利用を行ないやすいんです。

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(風上側でこんなに打てるのはよっぽど自信があるはず)

とはいえこれは普段からサーブにしてもストロークにしても、回転量でスピードや深さを調整しているプレーヤーにおいての話です。

回転量で距離調整をしっかりできているプレーヤーでない場合、つまりフラットでばかり打っているプレーヤーは風上側におけるプレーを本当に苦手としているはず。

理由はインパクトの強弱でボールをコントロールしなければならないからです。

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やってみればわかりますが、これ相当難しいプレーを強いられます。

よっぽどタッチセンスあふれる上級者でない限り、かなり風上側からのラリーを嫌がるはずです。

  • 浅い・低い・弱いボールの処理
  • 似たようなものでチャンスボールの処理
  • 逆に威力のある相手ボールを風上からフラットで捌く

手元での強弱で調整する場合アウト・ネットを避ける心理が働き、どうしても恐々プレーすることになる。

どちらかというとネットミスのほうが増えるケースが多く見られます。

❝例えばドロップショットは❞

風上・風下どちらから打つにしてもこのドロップショットの場合、確実に回転をかける、回転量をコントロールして打つはずです。

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ドロップボレーはそうでもないかもしれませんが(ポトっと真下に落とすだけだから💦)、ある程度前方向に短く打つという場合はどうしても回転量を調整する、ここに風も加味して打つとなればなおさら回転量を工夫するはずです。

自然とそうなります。

きっとこの感覚の延長線でいろいろなショットに水平展開していくんだろうな。

❝回転量でコントロールできないとイカン❞

サーブ・ラリーいずれにおいてもしっかり回転量でボールを制御できるプレーヤーはやっぱり風に影響されにくい。

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先のM君もそうですが、いろいろな状況に合わせボールに対して

正しい入力=回転をどれだけかけて打つか

ということが感覚的に染みついているようです。

それはスピンでもスライスでも同じこと。

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(今日もこれだけは冴えたフォアハンドスライス)

コートに収めることを最低条件で考えた場合、風に対しての力の入れ具合を回転方向にシフトして考えるということが何より重要なんですね。

言うは易し、、ですが。