セカンドサーブを『羽子板サーブ』する人

こんにちはstelliterです。

 

今回タイトルのようなプレーヤー。

皆さんの周りでも結構いらっしゃるのではないでしょうか?

セカンドサーブを『羽子板サーブ』する人

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人によってまちまちですが普通は

  • 1stはフラットか速めの回転系
  • 2ndは回転系

これが大抵の方のサーブの組み立て。教わるとしてもこんな感じになるのではないでしょうか。

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いずれのサーブも基本的にはしっかりスイングするサーブには変わりません。

 

しかし今回タイトルの人ってのは明らかにセカンドをゆる~く打ってくる人のことですね。

スイングするというよりもポ~ンと上にボールを打ち上げるサーブ。

放たれたボールも緩いの一言。

落下重力に100%依存、まさに究極に置きにいっている。

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こういったサーブを打つ人、、年配の方に多いですね。

理由は簡単、

  1. とにかくダフォがイヤ
  2. 回転系サーブが苦手(私とおんなじ)

2つ書きましたが、メインはやっぱりダフォを避けたいがために入れにいく、置きにいく。

本当はしっかりスイングし、ググっと曲がる回転系サーブでセカンドも(なんならファーストも)相手を攻め込みたい。

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(👆ナダルのセカンドは究極の回転系)

でもその回転技術はないんだけども、ダフォは絶対避けたい。

よってその突き詰めた答えがこの『羽子板サーブ』ということなんですな。

 

確かにダフォは減るんでしょうけど、でもこれはリスキーですよね。

格上との対戦であれば確実に叩かれる。

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そして叩かないまでも相手になんでもさせられる。

アングルでもドロップでも選択肢がかなり増えてしまうことで、サーバー側はいろいろと対応を想定しておかなければならない。

 

ゆる~いサーブをリターンするのが逆に苦手な人も結構いますから、一概に弱点にしかならない、、、とは言いませんけど、上に行ったらまず勝てないだろうなとしか言いようがない。

 

強い弱いはおいといて誰からも『ダブルファースト』と言われちゃう(自分なりには緩急つけてるつもりなんだけど)私には絶対ないスタイル。

サーブで少しでも攻める、優位に立つという選択は捨て、とにかくダフォだけは避けるんだという強い意志は感じられますね。

 

しかしこれほど『置きにいく』んだったらよっぽどアンダーサーブにバリエーションつけるほうが叩かれないと思うし効果的だと思うけど。。。

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👆ま、どっちかって言ったら羽子板に近いのはこのアンダーサーブの方。下から打つのはむしろ羽子板だよ??(笑)。