テニスに筋肉・筋力は必要か??

こんにちはstelliterです。

さて、今回は普段から肉体イジメに余念のない、なにやらstelliterぽいタイトルから始まった記事。

『テニスに筋肉・筋力は必要なのか?』

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異論やツッコミどころも満載かと思いますが、今日はこのあたりの私的意見をのべさせていただきたいと思います。

❝私的意見、、『筋肉・筋力』それほど必要ないッショ❞

久しぶりに最初に結論バージョンで参ります。

テニスに筋肉は、、、

『我々レベルなら、まあ必要ない』

これが一番まっとうな表現。

しかしながら少し決定打に欠ける表現でもありますね、、本当なら

『テニスに筋肉・筋力は必要ない』までハッキリ言いきりたいところ。

では『我々レベルなら、まあ』を付けたのはどういった部分か、そして必要ないと言いきりたい部分はどういった視点なのかを合わせ一本でお話しします。

www.stelliter.info

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過去にこのような記事をアップしている私がなぜ『テニスに筋肉・筋力は必要ない』と思う側の人間なのか。

❝筋肉・筋力は『テニスセンス』には絶対に勝てない❞

個人的な物差しですが、、

  1. 『テニスは筋肉・筋力が特出したパフォーマンスとして表れにくいスポーツと思っている』
  2. 『スゴイ筋肉・筋力の持ち主であるプレーヤーにテニスで負けたと思ったことがない』
  3. 『持っている筋力を存分に活かすのにかなりのレベルを問われるのがテニス』

この3つが『我々レベルなら、まあ』という条件付きで理由になると考えます。

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各テニスレベルに依る話になるんですが、私が属するカテゴリ―あたりにおいて重要なのは、脚力でも腕力でもありません。

端的にテニスセンス、、つまり打つのが上手い下手という技量のあるなしが勝敗を大きく左右するものです。

  • ボールを返球できたか(ミスは少なかったか)
  • エースを食らわすほどの相手のスキルに打ちのめされたか
  • 相手ボールへの予測通り動いていたか
  • アンラッキーはなかったか

これらが理由となってゲーム結果に反映されるほうが多いに決まっています。

❝筋肉・筋力が左右するポイントなどわずかなもの、、な気がする❞

 深く考えるまでもないでしょう。

『あの人の脚力に負けた』『腕力でねじ伏せられた』

こんなことを普段のテニスで感じることが何回あったでしょうか?ほとんどありませんよね。

あったとしてもそれはハナから筋肉以外のプラスアルファも持ち合わせたレベルの高いお相手だったということはありませんか?

きっちりと

0-6

0-6

1-6くらいで虐殺されたみたいな(笑)。

つまりテニスは、その人が持っている筋肉・筋力を最大限発揮するのに相当難儀するスポーツの一つであるからです。

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客観的に見て同じくらいの技量の二人が対戦し、終始俊足を活かしたミラクルカバーリングや、剛腕から繰り出す強烈無比なショットが直接的な原因となって勝負が決した。

こんな経験少ないでしょう、影響してもせいぜい数ポイントくらいではないでしょうか。

❝必要最低限の筋力は自然と培われると思う❞

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でもそういう『ボールを捌く』スキルも筋力が支えているからこそ安定したショットに繋がっているんじゃないの?

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だから筋肉、、というか筋力は必要でしょ??

という意見もでることでしょう。

確かに本当に最低限の筋力は必要です。その通りなんですが、ではそのあなたを打ち負かした相手はめちゃめちゃ筋トレやりまくっているからテニスが強くなったと実感しているでしょうか?

きっと

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そんなことはないと思うよ、単にテニスやってただけだもん

と答えることでしょう。

中には、、

筋トレが私のテニスを著しく向上させた!

という人もいるかもしれませんが、本当のところはテニスをガンガンやりまくることによって培われたスキルを支える最低限の筋力、、と考えるほうがスマートな理解でしょう。

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急に後付けした筋肉・筋力がもたらしたわけではなく、若いころから高いフェーズに身を置いていたベテランプレーヤーによる『すごいショットを筋力以外で出せる技術的蓄積』なのではと思います。

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(ジョコ、、、これくらいって理想的ですな)

それらを飛び越え、意識的に肉体改造レベルに筋肉をつけてテニスが上達したという人はきっと私からみたら選手権レベルの階層の人たち。

現段階でさえも優れた技術の持ち主であるにもかかわらず、

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自分のテニスを向上させるのにあと一歩!!

と努力している『意識高い系プラス実績持ちプレーヤー』以上の領域に違いありません。

❝筋肉・筋力、あって困ることはないけど。。❞

腕力など上半身の筋肉はもしかしたら、ありすぎて逆効果になることもあるかもしれませんが、足腰の筋力は絶対にマイナスに影響することは考えにくいです。 

しかしながら、我々レベルのプレーヤー同士ならばボールに追いつく技術よりも、打てる・届く範囲のボールを確実に返球できる技術のほうが遥かに重要なのは言うまでもないです。

確かに 皆さんの周りでも、、

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あの人サーブ速いよね💦

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ギンギンにスピンのかかったストローク、威力抜群だなぁ

こういった方はどこにでもいらっしゃる。

しかしそんなスゴイ身体してますか?そんなことないですよね。

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(さすがのロジャーもちょっとお疲れ気味な体形に😅)

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ん?テニス以外何も運動してないよ~

中年以上の方の場合、大体が一見ちょっとお疲れ気味な身体をされているような気がします。

仮にいたとしてもきっと筋肉だけが空回りしているはず、、、

だから中級なんでしょ??ってな話です(笑)。