脱中級テニス🎾同じラケットでも軽い方と重い方、、どちらを選択すべきか。

こんにちはstelliterです。

同じシリーズのラケットでスペック違い、どちらが自分に合っているだろうと決めかねることってありますよね。

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私の場合も今現在X-BLADEの305gと295gを所有していて、最終的にどちらに決め打つかと、ややお悩み中。

 

以前、今はやり(実は結構前から)の305g・バランス315mmのラケットはあまり好みではないとお伝えしたのですが、このX-BLADEに関してはほんとどちらのスペックも私の心をくすぐり続けます(笑)

 

で、同じ種類のストリングを同テンションで張り上げて打ち較べてみると、その違いがかなり明確に体感できます。

X-BLADEでみる305gと295gの違い

打感

305g:しっとりとボールを受け止める。面安定性があり振動も少ない。
295g:少し反発や弾きを感じる。ただしその分やや振動もあり面安定性で劣る。でも基本的に打感はどっちも似てる。
 
飛び
305g:ナチュラルな飛び。重さに見合ったスイングでパワーアシストしてくれる。
295g:打感同様、振った分にプラスαした飛び。車でいうところの『チャージ』を少々感じる。
 
コントロール性
305g:あくまで295gと比較するとラケットが全体的に落ち着いているので、ゆったりプレーするなら何も操作の邪魔をしない印象。
295g:305gとの比較だと、ややLively(リブリー、元気、活発)に感じる。ただしそれほどじゃじゃ馬というわけではないし、むしろラケットの操作性はこちらが上。

  同シリーズでフェイスも同じ98インチ、重さとバランスだけほんのちょっと違うだけですが、意外に変わるものです。

各プレーにおける両スペックの感想

305g:ストローク・サーブ・ボレーと何をするにも事足りる・標準的だなと感じられる。もしこれより厳しいスペック(310gとか320gとかがあったら)が同シリーズに存在していたら、『楽に感じるラケット』と思うかも。

295g:ほとんど『黄金スペック』であることから、現代的な『弾き』を感じられるので、何か自分のプレースタイルの中で尖った部分を意図的に利用したい・特徴を活かしたい人にはこちらのほうが合っているかも。

よく上記のような同シリーズでスペック違いのラケットを両方インプレしている動画がありますがその中で、重い方のラケット(こちらをフラッグシップにしていることが各メーカーほとんどだから)を打った後、軽量の方のラケットを打った感想を

軽いのに全然打ち負けず、面ブレも少ない!

と表現しているのを多く見かけます。

www.youtube.com

これは個人的には

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え~ホントっすか💦

と思ってしまいます。

まあ比較として考えて、『想像したよりは』という言葉もよく付け加えてらっしゃるので『ウソ』ではないでしょうけど、販売促進と、やはりどうしたって

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こちらの軽量モデルもイイです!!👍

とアピールしたいのも大いに理解できますから。

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極端な例ではウィルソンのハンマーシリーズのように、軽い分バランスをトップ側に持ってきてスイングウェイトを大きくし、打ち負けを防いでいるというのと同じようなこと。

しかしラケットの総重量もモノを言うな~と思っています。

あらゆる場面でこちらのラケットのほうが要所で落ち着きがあるといいますかね。

 

だからと言って、、

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じゃあ軽い方のラケットを選らぶ余地はないってこと??

といえばそうじゃなく、先のX-BLADEの例のようにラケット単体が持つ弾きを利用したい、特徴を活かして自身のプレーの出力を上げたい人にはそういう利用の仕方もおおいにアリと思っています。

 

むしろサーブなんかは軽いラケットのほうがいいんじゃないですかね。

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今回は同シリーズのラケットでもかなり近似なとなり合ったスペックの比較でした。

しかしこれが同じシリーズでもフェイスが100と110とか、重さも300gと270gとかここまで離れてしまうと同じシリーズ(例えばピュアドラとか??)とて、もはや『別のラケット』という使用感になってしまいます。

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『見た目で選んでるんだよ』というなら別ですけど。

まあ最初からそんなに違う2本を用意して『ん~最終的にどっちにしようかな~』なんて迷い方はしませんよね(笑)