脱中級テニス🎾【ご注意ください】ツアー系ラケットに変える際の心得

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こんにちはstelliterです。

 

今回はまたまたラケット変更に関する内容を記事にしてみました。

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これまで結構ラケット変更に関する記事は取り上げさせていただいておりましたが、今回は今使っているラケットから、難しいラケット、飛ばないラケットへの変更。ここに特化して考えてみます。

 

それではいってみましょう。

❝何前提か決めておきます❞

Tennis Racquet Demo Programmes - How To Demo A Tennis Racquet ...

最初に前提条件をある程度絞って考えましょうか。

一番多い例を題材にしたほうがいいと思いますので、、

「黄金スペック→ツアー系」

  • 重量:310g前後以上
  • バランス310mmくらいのトップライト
  • フェイス面積:98インチ以下
  • フレーム厚:20mm前後

非常にわかりやすいツアー系ですね、これを基本としましょう。

Roger Federer's Racquet - The Wilson Pro Staff RF97 Autograph ...

これまで私も激しくラケットチェンジを繰り返してきた中で、技量に似合わず黄金スペックからツアー系に変えたパターンも数知れずあります。

なのでその変更した際、どのように感じることが多く、どのような点を念頭に置いていた方がよいのかお伝えしていきたいと思います。

KPI的 PURE DRIVE 2018考察

またメリットに感じられる内容ももちろん含まれますのでぜひ一読いただければと思います。

❝なぜツアー系ラケットに変更したがるのか❞

硬式テニス】雨を利用して!?硬式テニスラケットの売り場を変更しました ...

ここの入り口、まず考えてみましょうか。

  • 飛びすぎる黄金スペックが制御しきれないように感じるから
  • コントロール系のラケットでプレースメント重視のプレーをしたいから
  • 感触や打球感がいいから
  • (スクールなどで)上級クラスに昇格したからそれに見合うラケットに変えたい
  • 憧れの選手がつかっているから(フェデラーや錦織選手に憧れているなど)

いずれも一見もっともらしい変更理由に見えますが、どうでしょう。

この中でツアー系ラケットに変更して成功しそうな理由は見当たりますか?

わたしの考えだと、、

一つも当てはまらないんじゃないかな~

と思います

なぜそんな考えなのか、以下に説明させてください。

❝理由①パワーアシストや飛び方が全然違う❞

(助けになるラケットか?)

例えばTENNIS WAREHOUSEのレビューでも、ラケットそのもののパワーって、黄金スペックもツアー系もそれほど数値上は変わりません。なんならツアー系のほうが飛ぶと評価されているラケットも数多く存在します。

(BLADE18×20とPUREDRIVEのパワー比較、数値上はBLADEのほうが高いが。。)

にもかかわらず、黄金スペックのほうがパワーがある、、楽なラケットだと認識されているのはなぜでしょうか。それは、、

「飛びの質が違う」と考えられます。

先のデータによる数値は想像ですが、あくまでベンチテストなのではないでしょうか。

固定されたラケットに対していろいろな角度からヒットしたボールスピードなどを計測してデータ化している、そんな風に思えます(違っていたらスミマセン)

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実際のテニスは人間対人間が飛び交うボールを追っかけるわけです。

Advanced Tennis Rally Drills

当然いろいろなボールを打たねばならず、満足な体勢でクリーンヒットできる機会はどれくらいあるでしょうか。

オフセンターなども当たり前でしょうし、追い詰められたりした局面でプレーヤーはその時どういう心境でプレーしているでしょう。

そしてラケットにどんなことを感じているでしょうか。

おそらく黄金スペックのようなラケットのほうが全体的に楽に感じてプレーしているのではないでしょうか。

「ああ、今の返せた??」

テニスはかっこ悪くても勝つのが大事!鉄壁なシコラーになる3つの極意 ...

と、何とか届いたボールが相手コートに返った、、と振り返る

それがプレーヤーが、

  • 「黄金スペックはパワーラケット」
  • 「アシスト抜群」

と感じる要因となるわけです。

stelliter.hatenablog.com

(飛びの感じ方の違い:ハンデを感じる確率が高い)

黄金スペックは明らかに反発性能で飛ばす。

ヨネックス】EZONE 100(イーゾーン)インプレッション | RACKET LABO

「ある程度面を作れさえすれば、イイ感じで相手コートに返ってくれる」

かたやツアー系は単純に芯の詰まった重さを活かした、「いったん受け止めてボールをとばす」特性がある

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ホールド感と言い換えればいいですかね。

十分余裕のある状況から攻めに展開するという場面では実に強力な武器となるツアー系ラケット。

しかし守りの場面では黄金スペックに1歩譲ります。

シコラーをやっつける - 松原コーチのテニスクラブ日記

今一歩のところでネット、、それを避けようとついつい面が上を向いてオーバーなど、コントロール系ラケットなのに黄金スペックより制御できてないのはなんで?となりかねません。

❝理由②プレーの幅はむしろ狭まる❞

一般的な印象としてどうでしょう、、

  • ツアー系ラケットはどんな場面でも多彩なショットでゲームを組み立てられるような、技量の高い上級者が使っている。
  • そしてかたや黄金スペックを使用している人は技量もそこそこに、パワフルなボールを主体にゲームを組み立てるイケイケプレーヤー、中級者~中上級者に多い。

Tim Henman and his unfulfilled Wimbledon dream (Part II)

こんなイメージありませんか?

しかしそのラケットが合ってる合ってないは別にして、私はこれ

逆な気がするんです。

トッププロの世界はもちろん除外した話として考えてください。

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そもそもツアー系ラケットは、今やパワーも増してだいぶ打ちやすくなってきているとはいえ、やはりツアー系です。

Head TGT260.3 IG Radical MP - Prostocktennis

要するに黄金スペックで保たれているショットの質をツアー系ラケットで再現するとなると、どうしても技術的敷居が高くなるんです。

「ツアー系=コントロール性能が高い」

こう認識されていますが、われわれアマチュアプレーヤーが使用した場合、そのコントロール性の良さが裏を返せばそのままショットの質(純粋な威力として)を犠牲にしてしまう可能性があります。

 テニスの上達理論】シコラーvsハードヒッターはどっちが強い? | テニレボ

なので私の周りを見渡した感じだと、、

  • ツアー系ラケットを使用している人こそパワフルなボール一発で勝負してくる
  • 逆に黄金スペックを使用している人のほうがパワー一辺倒ではなく、バランスの良いディフェンシブなプレーヤー

こういう傾向が強いです。

単純に黄金スペックは売れ筋ラケット、、使用率も高いですからいろいろなユーザーが存在するわけですが、どちらかというとなんでもできるプレーヤー、すべてのショットがこなせるうえで、その各ショットの質をラケットで補うようなプレーをされる方、結構見かけませんか。

オールラウンダーってやつですね。

❝どんな人ならツアー系ラケットへの変更をおススメできるか❞

ここまで見てみると、概ねラケットとしての評価が

黄金スペック>ツアー系

と表現されるようにとられかねませんが、それは違います。

適正だとされるプレーヤー数が多いからという理由だと確かにその傾向はあるかもしれませんが、、

ツアー系ラケットのほうが合う、、おススメできるプレーヤー

も数多く存在すると思います。

Mario Ancic | ATP Legend Stats Profile | TennisProfiler

ではそれはどういうプレーヤーに対してなのか。

前項でお伝えした内容をそのまま引き継いで考えればいいと思うんですよね。

  • 基本的に単発攻撃タイプ
  • プレーの幅はあまり広くない、技巧派ではない
  • 武器を何点かに絞ってプレーしている決め打ち派
  • パワーが有る・無いはあまり関係ないがあるに越したことはない

しかしどうでしょう、単純にこれだと、「なんだ、単細胞なプレーヤーにおススメってこと??」

と勘違いされそうですがモチロンそうではないですよ(笑)

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言い方を変えるとオールラウンダーではなく、なにか一撃必殺のようなスタイルの人がうまくツアー系モデルを自分のものとして取り入れられている傾向にあると思います。

Sustained Excellence, Not Titles, Puts Andy Roddick in Hall of ...

色んなショットをコントロールしてラケットを活かすというよりも、一つか二つのショットでそのラケットを使いこなしている。

例えば出始めの頃のロディックのように世界最速サーブからフォアハンドの

❝ワンツーパンチスタイル❞

など非常に良いケースです(ロディックはピュアドラでしたが)。

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「いまピュアドラ使っているんだけど、なんか全然勝てない。特に攻めのスタイルに合わない」という方ならツアー系に変えるのも全然アリですね、激変して良くなるかもしれませんよ。

ツアー系ラケットがパワーヒッターにおススメ!なんて言われる所以はここにあるのでしょうかね。

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繰り返しになりますが、あくまでアマチュアプレーヤーの範疇としてみた場合ですよ。

❝そういうプレーヤーではないんだけど、でもツアー系ラケットを使いたい人へ❞

わたしはシングルス基準で考えていますので、当てはまらない場合はご容赦ください。

全体的な勝率はいったん下がると考えたほうがいいと思いますよ。

要するにわれわれレベルではツアー系ラケットは「勝ちやすいラケットではない」とお伝えしたいです。

stelliter.hatenablog.com


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どちらかというとラケット変更の際

「ツアー系→黄金スペック」

これはそれほど慣れに時間はかからないように思います。

しかしその逆、、今回テーマで言う

「黄金スペック→ツアー系」

ここに関しては最初「いい打球感!」なんて思えるのですが、使い続けるうち、、特に試合になると

  • ちょいちょいそのラケットの難しさを痛感してくる
  • 特に攻め込まれた場合などとても厳しい
  • 知らず知らずポイントを失っていくことに気づく
  • そして体力的にも負担になってくる

上手い人を相手取るとなおさら攻められる時間って長くなりますからね。

ちなみに私がパワーダウンとして一番感じるのは

❝サーブとバックハンド側を攻められたとき❞です。

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これらデメリットになりえる部分に目をつぶれる、試合のことなど気にしないという方であれば、純粋にラケットを楽しんでもらいたいですね。

❝最後に:それでも魅力的な「ツアー系ラケット」❞

私も含めてそうですが一度はその難しいラケットって使ってみたくなるんですよね。

徹底解説!テニスラケット「PRO STAFF シリーズ」の特徴 | パンドラの樽

しかし繰り返しになりますが、やはり勝てるラケットとは言いづらい観点からお考えいただきたいです。

誰にでも合うラケットなど存在するわけないのですし、また誰にも合わないラケットなんて言うのも存在しないはず。

しかし現実的にはその中でもマッチング率の低そうなツアー系ラケット。

ご承知の上でしたらぜひお試しください。

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