続・テニスの『八百長』:『負けてもいいかな。。』はあっても、『わざと負ける』なんてあり得ない。

こんにちはstelliterです。

今日は前回記事の続きみたいなもの。

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お金のかからない、私たちのテニスにおいてまず『八百長』はあり得ない。

八百長は言い過ぎな感があるとて、『わざと負ける』ということはあるでしょうか?

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仮に下記のような状況があったとして、、

  • 仲間同士であるAさんとBさんがとある大会準決勝で対戦
  • AさんはBさんより強いけど、Bさんは一回も決勝にいったことがない
  • だからここは仲間内で忖度もしくは事前打ち合わせし、AさんがBさんに☆をあげる

非常に平たく記しました。

絶対にありえない。

第一、Bさんもそんな決勝進出嬉しくないし。わざと負けてほしいなんて思うわけない。

お金のかからないアマチュアだからこそ、逆に忖度や手加減など勘弁してほしいと思うわけです。


さてでは

よし、わざとミスしてこのゲームは落とそう

これはどうでしょう。

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あえて1ゲームくらい献上し、のちの相手の油断を誘い結果不調に陥らせ、最終的に試合を制す。

これくらい考える策士はいるかもしれない。

しかし、目の前の試合を『わざと落とす』という人は見た事がない。

 

あり得るとしたら、、

  1. 今、目の前の相手との試合はあくまで練習試合だ、落としたってどうってことない
  2. そして実は来週の大会でこの人と当たることになっている
  3. なので手の内は本番にとっておいて、今日のところは相手にいい思いをしてもらい油断させよう
  4. 『いや~来週が思いやられるなぁ💦』なんて小芝居も抜かりない
  5. じゃ、、来週は本気でいくね

この一連のシナリオ通りに事を進める猛者、、、いるとすればアマチュアにしてはなんとも策略家なこと。私には考えられないですよ。

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(1セットも落とす気はないラファ)

1.の段階で練習試合だろうが何だろうがすでに落としてもいいなんて思えそうにない。

むしろ、『今日勝って自分を苦手と思わせよう』とか『単純に常に目の前の試合は勝ちたいもん』とか思うのが普通の感覚だと思います。


ではタイトルからは少しだけ脱線した表現として、、

ミスしてもいい。負けてもいいから、思い切って打とう

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これは十分ある。そして結果ミスショットになったとしても、トライな要素も含むことからそれほど悔しがらない。

もしくはお相手に対しやや遠慮も含めて、

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今日はここまで絶好調、、相当勝たせてもらったし最後の試合くらいは負けてもいいかな

このような心境になることはあり得ますね。

 

しかし先のケースのように、『わざと負けよう』なんてのはチョット。。。💦

いくら練習だからとかストレスフリーだからって、打つ直前にはやはり

思い切って打つ。しかしあわよくば入ってほしい

こう思うに決まっています。

 

やっぱり金銭など絡まない、純粋な意地とプライドで行なうテニスほど、手加減などチョボチョボです。

 

状況的に『まあここは負けてもいいかな、、楽しめたし』はあっても『わざと負ける』は状況的に発生しないも同然です。必要がそもそもありませんからね。

 

裏を返せばやっぱり地獄の沙汰、ではなく『人の気持ちも金次第』ってことなんですかねぇ。