テニスと『八百長』:キレイごとでは済まされない世界。

こんにちはstelliterです。

そういえばテニスに関してのこのことは記事にしようとも思わなかった。

news.yahoo.co.jp

テニスに関する『八百長問題』

毎年、年に一度や二度必ず話題になりますね。

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テニスに限らず、球技は非常に『八百長をやりやすい』競技。

理由は簡単、一般的には傍から見ている分には

『もっとも八百長を見抜きにくい』からです。

 

直接相手と組みあうわけではなく、あくまで扱うのは操作の難しいボールというのが肝でしょう。

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 (検索するとヒットしたこの試合。そんな目で見るとそんな気もする、ざあとらしいダフォの連発)

仮に大会第一シード選手が予選勝者に星を落とす番狂わせが起きようとも、、

『ちょっと調子悪かったんスよねぇ』

頻繁にこういったことが起きない限りこの一言で大筋納得、そして解決する。

まあ頻繁に起きてたら第一シードになんかなれないけど(笑)。

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(かつて八百長を指摘されたダビデンコ)

そしてこれが実力が拮抗する者同士であれば八百長を持ちかけた、もしくは見かけた誰かがチンコロ(ばらすという意味。ゴメンナサイねぇ、品がないもので💦)しない限り、なおさら疑いの目が向けられることはない。

 

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かたや数字で表れる陸上競技や直接相手とやり取りする格闘技などは、、

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この記録はおかしい、手抜いたんだろ

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あんなやつに負けるわけないじゃん、仕組まれてるよね

とかあっさり疑念を持たれやすい。

地力や格がはっきりとしていると思われがちだからです。


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お金がかかると、こういうことはどうしたって起きる。

生活がかかり、なおかつその業界で生きていく人たちは全体の調和を上手く利用しようというもの。

全体の調和とは、

先週はキミが○○ドル手にしたんだから、今度はボクね💰

とだいたい皆に順繰りと賞金が行き渡るようにしているかもしれないってことです。

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なぜこのようなことが起きるのか?

楽だからです。

これは皆さんも目をそむけられない、心当たりのある日常と思えませんか?

必死こいて勝負するのはいいけど、それだけではだんだんシンドくなる。であればどこかで手打ちにしたいと考える、持ちかける。

持ちかけた相手が乗っかってくれれば無理をせず手っ取り早くお金になる、またはシェアできるからです。

 

業界のしきたりってのはどの世界にも存在するもの。

  • 芸能界
  • 経済界
  • もっと言えば私も身を置くものづくり業界ですら

お金が動けばなんだってそうです。

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『いがみ合うより、手を組んだ方がお互い特じゃネ??』

 

それがことスポーツのような、一見クリーンかつ厳しい勝負の世界と思われているようなフィールドであっても、そこには常に『興行』という金のなる木が根を張っている。そしてその木がなければ皆生きていけない。

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不正調査委員会なども存在し、一定の運用はされているでしょうけどおそらくイタチごっこ。規律は確立されていたとて、その目をくぐり抜ける方法も一方で確立されてしまっている。

統制していくにも限界があるというもんです。


もちろん同じ業界においてもステージが違えば状況も変わるでしょう。

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ジョコビッチやナダルが裏で『話し合っている』とは想像しがたいし、事実ないでしょう。彼らはそんなことする必要がないですしね。

 

しかし、、『そんなことが必要である』個や集団もまた存在する。

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受け皿さえ用意してくれれば皿に入りきらないほどのアメを乗っけてあげる。こぼれるアメをどうするかはキミ次第、、✌

て話になる。

捉え方はそれぞれ。必要悪という言葉はふさわしくありませんが、そういった共存共栄はなくならない。

難しいですね。