こんにちはstelliterです。
23区のとある土地👇️
チョット写真だけじゃ分かりづらいかもしれませんけど、かなーり広大な空き地。
だいぶ前から開発に使うんだろうなぁという風はあったのですが、この二年ほど手付かず。
これ多分、ぜんぶテニスコートにしたら10面じゃきかん、もっとイケるだろうな。
昨今、テニス業界というのは実はかなり深刻な状況にあるようです。
ちょっと古いデータですが、1996年10000面近くあった日本中のテニスコート面数は2015年で6500面ほどと、約30%以上の減少。
たぶん今はもっと減ったかもしれませんね。
公営コートもその減少分に含まれてるのかは分かりませんけど、とにかくスクール、クラブ、プロのプレーヤー、実業団、
金にならないんスよ、なにをやってもね。
まぁこっそり儲けてる人たちもいるかもしれませんけど、生計立てる商いとしてテニスは向いていない。
ちょっとでもテニスする人が減る方向にシフトしちゃうと👇
- じゃあ儲からないから客単価上げるか(レッスン費・コート費)
- じゃあ高くなったからちょっとプレー頻度控えるか(やる人減る→収益減る)
- じゃあやる人減ったんだからコートも減らしちゃうか
- じゃあプレー機会もっと減るわ
- じゃあ上手くなれないわ
- じゃあ面白くないから辞めちまうか
悪循環。
ただでさえ日本におけるテニスの発端は富裕層から始まったはず。
ということは
『テニスは金をかけてナンボ、貧乏人に参入なんかさせないよ』
といわんばかりの強気なテニス相場が彼らによって決まっていった(と思う)。
日本には『失われた30年』という言葉があるように、景気の波というものも大いに影響はしているんでしょうけど、テニス以外のレジャー、というか楽しいことが他にもヤマほどあります。
前述のデータ、1996年あたりといえばインターネットがそろそろ出回り始めたころ。だんだんと皆さんソチラの方に楽しみを見いだし始めたのかも。
スポーツ全般ですが、上手くなるのにこんなに努力しないといけない余暇なんてつまらない。だったらゲームやってる方が気軽で楽しそうだし(ゲームも極めれば超大変そうだけど)。
とあるテニス業界有名人と少しだけテニス関連の経営や業界未来(大袈裟か)についてお話ししましたが、やはり冒頭のイメージ通り、結構危機的な状況にあるようです。
まず少なくとも儲かりはしない。
業界発展の起爆剤となるのはやはり、
- スターの誕生もしくは育成
- 身近なものであるという一般的な認識の強化
- 上手いことなにかとコラボ・タイアップ
この三つは欠かせない。
この有名人様も大変腐心されてる真っ只中なご様子でした。
すぐさまそうなるとは言いませんが、とにかく今後は裾野を拡げていかないと益々テニスに携わる皆がWinWinならぬ、losslossな立場に追いやられるみたいですね。