こんにちはstellterです。
今回は私が少年時代にはまりにハマった懐かしのゲーム
「ファミリーテニス」
についてちょっとだけ記事にしたいと思います。
興味ない方はまったくスキップしてください(笑)
それではいってみましょう
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<ファミリーテニスとは>
1987年にナムコから発売。
テニス人気の盛り上がった80年代を代表する、スポーツアクションゲームです。
当時ナムコの「ファミリースタジアム(ファミスタ)」から始まったファミリーシリーズの中の一本です。
<キャラクター>
当時のATPおよびWTAのトップ選手名をわずかに変えてキャラクター化していました。
えんどる(レンドル)
まけろう(マッケンロー)
ぶんぶん(ベッカー)
えどまえ(エドバーグ)
などなど、ちょっと笑ってしまう名前まで
各選手のプレースタイルと得手不得手を上手く反映させるべく、それぞれのスキルをA~Dの4段階評価で設定されていました。
例:えんどる
サービス:A ストローク:A ボレー:C フットワーク:A
たまに「ん?」と首をかしげるスキル評価もあったのですが、当時のテニスファンからもそこそこ納得の設定でした。
(上記wiki参照)
<ゲーム評価>
いまから33年前のゲームですから、今見ると画面や動きのリアリティなど、古臭さを否めない部分はあります。
ファミスタのスーパーヒットと比較してもやや地味な印象はあったものの、当時はテニスファンのみならず一般的なゲームファンからも、テニスというゲーム特性における操作性は野球におけるファミスタを大きく上回っており、
「これぞ名作!」
という評価を獲得し、当時のテニスブームも相まってなかなかのヒット作品となりました。
特にテニスファンにとってはそれまで本格的なテニスゲームというのがほとんど発売されたことがなく、わたしの周りでもかなり高い確率で、
「持ってるよー」
という友達が多かったです。
ファミリーテニスは、以降に各ゲームメーカーから発売されていった、のちのテニスゲームにも多大な影響を与えました。
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当時私も兄と二人してこのゲームにのめりこみ、毎日のようにやりこんでいました。
最初の1年目はおそらく1500試合くらいはやってたんじゃないですかね。
テニスはやっていないのにテニスゲームは浴びるほどやりこんでいたという(笑)
まあテレビでテニスを観るのは好きだったんで、選手名とかテニス部の友人たちより詳しかったです
<なぜか最強キャラ:すこんちょ>
当時のファミテニ腕自慢たちをホームアンドアウェー方式でことごとく完勝で退けていたわれわれ兄弟。
そのなかで、ゲーム上の最強キャラはずばり
「すこんちょ(アンリ・ルコント)」
でした。
先の4種類のスキル特性において
サービス:B ストローク:B ボレー:B フットワーク:B
と特徴のない評価になっていたのですが、
わたしの評価としては
サービス:A ストローク:S ボレー:B フットワーク:B
これくらいでしたね。
特にストロークに関しては「特S級」
でした。
とにかく相手をパスで抜く・ストロークエースを取れるの連発でした。
「なんでこんな設定なのかな?」というくらいにずば抜けて強かったです。
当時のランキングなどで考えれば
レンドル・ベッカー・エドバーグ
の三つ巴でトップポジションを分け合う思惑であったはずです。
しかし、当時世界ランクでもせいぜい8、9位あたりをうろちょろしていたはずの、好不調の激しいルコントの「いい時」だけを切り取ってキャラクター化してしまったのが、返って思わぬ裏ボスを誕生させてしまったんです。
<現代に生きるテクニックの先取り>
ファミリーテニスの操作性の部分で、わたしが一つだけ特に感動したのが、そののちのテニス界において常套テクニックとなった
「フォアの逆クロス」です。
自陣のバック側にきたストレートをクロスに返す時、バックで打たず回り込んでの逆クロスフォアハンドで打った時の角度の付き方が、実際のテニスと全く同じように、より深く打てるように再現設定されていたんです。
33年前、、しかもそれをテレビゲームでと考えれば、これはスゴイことなんですよね。
なんとも時代を先取りした、優れたゲームだったんだと後年自分が実際にテニスをやってみて初めて気づかされました。
当時の開発陣の偉大さには敬服いたします。