こんにちはstelliterです。
以前、エドバーグを記事にしました。
男前っぷりを筆頭とした(笑)、サーブ&ボレーや華麗なバックハンドなど数々の武器を差し置き、彼のフォアハンドに少し注目しました。
で、今回は、、
ジョン・マッケンロー
言わずと知れたテニス史上屈指のレジェンドであり、最強のアバレンジャー。
マッケンローといえばエドバーグと並ぶ、いやそれ以上の天才的なボレーセンスの持ち主として超有名、、そして癇癪持ちとしてもチョウユウメイ。
どうしたって彼のサービスゲームには注目が集まり、そして必ずといっていいほどショートポイントで決まる。
しかしマッケンロー、サーブ&ボレーだけではない。
ストロークについても非常に優れたスキルを持っている。ここもエドバーグとまったく同じ。
唯一違うのはですね。
👆このやる気のなさそうなフォーム(笑)。
現役時代でないとはいえ、なんてリラックスしまくっているんでしょう(現役時代だってそれほど変わらんだろ)。
華麗とかそういった類ではない。。。。

とりあえず来たボール返しとくわ~
と言わんばかり。
ただラケットを『後ろから前に』振ってテキトーにはじき返しているだけみたいな。
でもボールは鋭いっていうね。
でもね、サーブ&ボレーだけで世界の頂点に君臨するなんてできるわけない。
リターンゲームではまずリターンそのものが上手い。
コナーズほどのリターナーという評価は得ていませんが、それにしたってボレーの延長線上のような抜群のタッチセンス。

面だけ作って当てときゃ返るッショ~
みたいなリターン、そしてラリーを展開。
(👆比較的最近のマック。リターンゲームのこの『力感のなさ』。素晴らしい)
しかし時に強打もする、パッシングもできる。
現役時代も、なんなら時のライバルでありストロークの王、レンドルともまともに打ち合ったり(まあ負けるけど)。
ナチュラルガットをゆっるゆるに張り上げたラケット面でボワンボワンいわせながら、『なんちゃってな~』気分に打つ。
彼しか使いこなせそうになかったでしょうね。
現役を退いた後はとにかくゲスト解説でその姿を見かけることが多く、特定の選手のコーチを引き受けた話はあまり聞かなかったです。
ここもコナーズとよく似て、やはり天才肌の名選手は名コーチになりえないという典型(コナーズはロディックのコーチとかやってたか)。
才能溢れ過ぎるがゆえに、センスに任せたしっちゃかめっちゃかなフォームとゲームプラン(実際はめちゃ練習してたんだろうけど)。
で、癇癪持ち。。。。
そりゃコーチの打診も来ませんわな(笑)。