脱中級テニス🎾ちょっと珍しいプレースタイル:これまでに見た猛者ども💦

こんにちはstelliterです。

最近の記事でサーブ以外すべてスライスのシコラーさんとの対戦をお伝えしました(結果は撃沈)。

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今回はこの方だけにとどまらない、これまで実際に見た・対戦した少し珍しいプレースタイルについてお伝えします。

それではいってみましょう。


❝これまで対戦してきたいろいろなプレースタイルの方❞

先にも申し上げたオールスライスの人。

これはすでに取り上げてしまっているし、結構いらっしゃるかもしれない。

なので今回は割愛するとして、これまで私の知る限りで、、

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今のところこの人だけかな、、珍しい

というプレースタイルの方を何名かご紹介させていただきたいと思います。

きっと皆さんのなかでも

あ、いるいる!!

となること請け合いかもしれません。

(①サービスゲームとリターンゲームで必ずラケットを持ち換える人)

これは最初に見たとき結構センセーショナルでしたね。

奇数ゲーム終了後、かならず次のゲームで自陣に向かう際に2種類のラケットを持っていくんですよ。

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なんだ??打ち比べか??

と思ってみていたら、

  • サーブはこっちのラケット
  • リターンは別のラケット

と毎回必ず持ち替えている。

偶数ゲーム終了時にベンチにわざわざラケットを取りに行かなくてもいいようにするため、最初からコートインの際に2本持っていくんです。

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サーブはこっちのラケットね

 
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ラリー戦にはこっちのラケットのほうが向いている

こういう住み分けがされているんでしょうね。

でもね、結構似たようなラケットなんですよ、別に分けなくってもよさそうに見えるんですが(笑)

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ちなみにYONEXのVCOREの新旧をそれぞれ使っていますねその方は。

(②サーブの8割が『リバースサーブ』の人)

これはなかなか珍しいと思います。

随分と前、S区にてダブルスオフがあった際にお見掛けしました。

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(こんな感じ)

回転軸は同じでも回転方向が真逆の『リバースサーブ』をファーストでもセカンドでもほぼ打ってくる方がいらっしゃいましたね。

戦術として使用してくるという人はたまにお見掛けしますが、一辺倒に近いくらいこれで押し切る。

さすがにファーストとセカンドで多少強弱はつけますが、ほとんどをこのサーブでというのは初めて見ましたよ。

 最初のほうは思わず、、

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オワッ!!??

となりました。

ま、やりづらかったと言えば確かに取りづらいサーブでしたが、慣れてくると意外に返せるんですけどね。

(③サーブを右と左で打ち分ける人)

実は私の所属サークルのメンバーのAさん(仮名)です。

左右どちらでもサーブが打てる人なんです。

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かなりのベテランで以前に記事にもさせていただいた方です。

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頻度としてはやや左で打つことのほうが多いですが、威力は右のほうがある。

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右のサーブのほうがスピードもあるし、効果的なんじゃないですか??

とお伝えするんですが、あんまり意に介していない(笑)

ま、お好きにどうぞ、、ですね。

(④結構な短期間で右利き・左利きを入れ替える人)

さきほどのAさんをさらにスケールアップしたスタイル。

一定期間右、そしてある期間左みたいな感じにスイッチする人です(オフ仲間の一人Nさん、、実に器用💦)。

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最初にお会いした3年ほど前は左利き、で昨年久しぶりにお会いしたら右利きでプレーしていました。

しかもすごいことに、両利き手において、『片手バックハンド』なんですよ。

これ、両手ならまだ野球のスイッチヒッターみたいなもんで、なんとか理解できるんです。

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(松井稼頭央選手)

例えば皆さんも遊びで非利き手側でのフォアハンド、ちょっとくらいなら打てますよね(特に両手バックの人は得意なはず)。

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じゃ、非利き手で片手バックハンド、、打てますか??

絶望的に力入らないですよね。

これがかなりのクオリティで実現できているんです、センスの塊。

(番外編:ダブルスペアで二人ともレフティー💦)

これは一人ではないけど、、ダブルスにおいて『二人ともレフティー』なペア。

区大会でたまたまこのペアと対戦しました。

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よろしくお願いしま~す

と、こちらのサーブから始まる最初のゲームで相手ペアの一人が先にコートイン、、レフティーなのにデュースサイドに。

え、珍しいな~、左利きでデュースサイド??よっぽどセンター中心で勝負しようって腹か

 と思っていると、間もなくもう一人のペアもコートイン(もちろんアドサイドへ)。

すると見ると彼も左利き。

 

なんと二人ともレフティーのペアか!?初めてみたぞぇ💦

ありそうでなかなか見かけないですよね。

先にも後にも(後にはこれからも現れるかもしれないけど)初めて見ました。

対戦する側から見て違和感ありありなペアです。

ちなみにメッチャ強かった、、コロイチで負けマシタ(笑)

❝そしてまだ見ぬ、きっといるはずのプレースタイルは??❞

ここは戦術ではなく、この『見た目上』のプレーヤーということになってしまうのですが、とりあえず今まで見たことないけど、きっとどこかにいるハズのプレースタイルを2パターンほど、、

(①両手フォアハンドで片手バックハンドな人)

逆がほとんど(片手フォアハンドに両手バック)なんですがその逆、、フォアは両手でバックが片手という人。今のところ見てないです。

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まあ、ちょっと変わってはいますし、なんか一見効率悪そうって感じもするんですが、これは現実的に全然あり得ますよね。

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例えば、フォアもバックも片手だったんだけど、フォアだけイップスになって、そこから脱却した人なんか結構このスタイルに変更した、、、なんてありそうです。

(②両側フォアハンドの人)

要するに『バックハンドというものがない』人ですね(笑)

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(こんなのいたら反則ですな)

さきほどのNさんではないですが、両利きの人というのはごく稀にいらっしゃいます。

しかしこの、インプレー中に常時右左とラケットを持ち変えて打球している人は今のところ見たことはありませんね。

伊達公子選手がたまにバック側に思いっきり振られた際、左手にラケットを持ち換えて何とか返球する動作を見せること(実際返せるときもある)がありますが、意図的に常時このスタイルという人、、まだ見ぬ超絶器用な達人にお会いしたいものです。

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ちなみに最近、韓国のプロテニス選手でこういう人がいる、、、とだけ伝え聞いたことがありますが、皆さんご存じでしょうか?

私は知らないんですが、そんなに有名な人なんですかね・・

❝かけ離れた才能の持ち主たち❞

いずれの人たちも明らかに一般的でないスタイル。

世の中にはいろんな教本なり手本が存在し、昨今においてはインターネットや動画によるテニス情報で溢れています。

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(テニスライズさん。良い動画ばかり配信されています。)

何もこんなに面倒くさそうな選択をしなくてもよさそうなもんなのに、何故このような打球方法(二人共レフティーは除きますww)を採用するに至ったか。

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(天才サントロ、、ここまでいったらスゴイ💦)

一つ言えることは常人ではとても実戦に使えるレベルまでやり切れそうにないことから、類まれなるセンスと意志の強さをお持ちなんでしょうね。

普通ここに至るまでに周りから、、

そんな打ち方してる人はいない、大成している人もいないからやめとけ

基本通りに練習したほうが上達が早いに決まっている

と寄ってたかって指摘の集中砲火を浴びまくったに違いないんですが。

それをすべて跳ねのけて我が道を突き進んだからこそ今のスタイルに行き着いたわけです。

たとえば先ほど登場のNさんに、なぜ今のようなスタイルになったのですかと尋ねたところ、

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Nさん

ずっと右利きスタイルだったんだけど、肘を故障して(確か肘と言っていた気がする)治すまでの間、左でプレーしようとしてなんとなく定着したんですよ

と言っていました。

信じられん💦そんなので何となく定着するか~~??

よっぽどすごい打球センスを秘めているんでしょうねぇ。

普通なら治るまで安静にして、なんとなく良くなってきてから再開すりゃいいのに・・・

なんて思っちゃいますよね、私のような凡人は(笑)

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しかし驚くと同時に一つだけ言いたいのは、そこまで突き詰められるんなら、オーソドックススタイルをより追求すれば、

アナタもっとすごい高みに到達できたんじゃネ??

と疑問にも思います(笑)

ま、これもそういった奇人変人(失礼!!)にしか理解し得ない未知の感覚領域。

兎にも角にも、『天才肌』という言葉で締めくくりたいと思います。