こんにちはstelliterです。
ここのところあまりプレーしていない、、
『クレーコート』
今日はここにスポットを当ててみたいと思います。
オムニ・ハードに較べてもちろん経験は少ないのですが、わたしの感じる範囲でお伝えしていきたいです。
まだクレーでプレーしたことないです
という方のために少しでも参考になれば。
それではいってみましょう。
❝プレー頻度の少ないクレーコート❞
最近、雨天開催についての記事の中で、クレーコートについてはその開催状況など全然触れることがなかったなぁと思いまして。
一部更新しました上記記事の中にもありますように、全屋外コート中クレーの占める割合って14.5%、ほんとはもっと少ないように感じます。
特に都市部ではさらに見かけませんよね。
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われわれが学生時代、学校のテニスコートと言えば、、
これがメインだったような。
しかもこれ、❝クレーコート❞とは言わないそうで、❝アンツーカー❞と呼ばれているんですね。
聞いたことのある名前。
クレーコートっていったら
確かにこういう❝レッドクレー❞、カッコイイ赤土をイメージしますから。
較べてしまうとなんか学校のはホントに❝土❞のコートです(笑)
でも最近では、学校の(高校くらいしか知りませんが)テニスコートもほぼオムニに変わっていってますよね。
しかしなんでこれほど見かけなくなったのか
❝クレーコート:水はけが最悪だ☂❞
とにかく雨天のクレーの開催可不可は 困難を極めます。
前日夜などに降った雨による水たまりがなかなか引いていかない。
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先週の自身のツイートにて、、
おはようございます。
— stelliter@テニスアディクト (@stelliter1) July 4, 2020
昨日がキツかったもので💦
朝一、二時間だけシングルスやって、今日は少し緩めに過ごします
こちらのハードは使用可、お隣のクレーは使用難しそうです pic.twitter.com/zmnyjNrRN3
このようにお伝えしました。
こちらは越谷のほうにあるテニスコート。
ハードコート2面、クレー10面(!!)というちょっと変わったコート配置を採用しています。
で、わたしはハードコートだったので前日の雨溜まりはありましたが、少しワイパーかけ(なんと係の方がすでに済ませてくださっていました、、ありがとうございました!)ですぐ開催可能となったのですが、クレーはそうはいきません。
じ~っと待つしかないんですね、水が引くのを。
雨は上がっていてもプレーできないって、なかなかのストレス。
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かといって変なのが
晴れた日には水を撒いてる。
乾燥によるコート割れを防ぐ意味合いがあるんですね。
クレーにあまり慣れていない私にしてみれば
すぐに水たまりになるってのに、水は撒かないといけないってのも大変なんだな💦
と不思議に思いました。
しかも下記リンク先にあるように、クレーは『ローラー転圧』なんてメンテも必要。
濡れてコート表面が膨張し表面積が変わる。
それを上からローラーで定期的にならしておかないと平面感が損なわれるということ。
メンドイなぁ、おい
これが『芝と並ぶテニスコートの伝統と格式』ってやつなんですかね(笑)
とにかくコート整備が大変なご様子です。
❝クレーコート:イレギュラー満載😱❞
さきほどのローラー転圧不足なんかも影響するのか、イレギュラーは多いですね。
(よくよく見ると結構凸凹しているところも)
結構凸凹しているところがあってイレギュラーが多い。
そしてなんといっても
やっぱりこの『白線(ライン)』の製法ですよね。
オムニやハードコートと違って、なんかプラ製のラインを打ち付けているものですから、そこにバウンドすると、あらぬ方向にイレギュラーします。
だから相手の返球が
あ、このボールライン際に落ちそう!
となったらかなり身構えます。
まあ逆に言えば、イレギュラーしたらオンラインってことですから、いわゆる『イモり』は減るかもしれませんね(笑)
❝クレーコート:跳ねっぷりが素晴らしい👍❞
コート下が強固な土で固められているクレーコートです。
クッション性がかなり少ないですからバウンドしたボールはかなり高く跳ね上がります。
コンクリ打ち抜きのハードコートと同じくらいは跳ねます。
普段ハードコートでさえプレーしないオムニ慣れしてらっしゃる方は面食らうでしょうね。
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ここは私的にはメリット、大好きな要素なんです。
身長がありますから、高い打点になるのは大歓迎。
❝クレーコート:言うほど遅くもないかも・・❞
一般的に、、
『クレーは球足が遅い』
こういわれますよね。
しかしわたしの感覚から言わせていただくと、多少差はあれども、、
そんなに遅いコートでもないような・・・
という印象です。
これはもう皆さん想像通り。
日本のプレーヤーはオムニでのプレーが染みついています。
わたしも恐らくそうなのでしょう、聞いていたほど打球が緩まらないで飛んでくるな~と感じました。
いまもってそうですね。
❝クレーコート:とにかくツルンツルンに滑る👟❞
プレー上、一番厄介なのがこの『滑ることによる踏ん張りの利かなさ』です。
一般的なオムニ・クレー用のシューズでも滑ります。
オールコート用など履いてしまっては、最早太刀打ちできません。
- 加速できない
- 止まれない
- 切り返せない
特にこの『加速できない』が最も厳しく、ドロップショットを追いかける時に一番顕著に現れます。
ハードコートでの1.5倍くらいボールに追いつけない感覚に陥りますよ。
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足への負担が少ないということに関しては、オムニほどではないにしても、そのつらさが軽減されているとは感じます。
不思議ですよね、カチカチに固められているクレーなのになぜか足にこない。
これはメリットでしょうね。
❝クレーコートでのプレーは全体的スキルを問われる❞
経験的に少ないクレーコートでのプレー。
先ほどまでお伝えした内容ですと
もしかしてクレーは苦手??もしくは嫌い??
と思われたでしょうか。
好き嫌いでいうとですね
嫌いではない、、むしろちょっと好き
以前は苦手でしたけどねぇ、最近は少し慣れてきたというか。
相手も条件は同じですからね。
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ともあれ、難しいコートだなぁという印象はぬぐえませんし、事実はっきり言えます。
クレーコートは難しい
- オムニより踏ん張りがきかない
- バウンドが高い
- オムニよりは球足が速い
- ハードコートよりサーブが効かない
- ボールの扱いはオムニよりシビア
どう見たってやりづらそう(笑)
しかしそれは相手も同じこと。
それだけプレーヤーに技術が求められるという点においてはとても勉強になります。
北米やオーストラリア(オーストラリアはオムニまである!)ではあまり普及されていませんが(だから全仏に弱い??)、スペインに代表されるようにヨーロッパや南米においては、いまだ盛んにクレーコートで練習する機会が多いのもうなづけます。
そして最近のクレー巧者はその他のコートでも強いです。
トータル的なテニススキルを身に付けるのにもってこいだと思います。
❝クレーコート、勉強になりますよ❞
コートの整備状況の難しさから、日本においては開催に難がありどうしても敬遠されがちなクレーコート。
しかし 前項と繰り返しになりますが、プレーに求められる難易度の高さや総合力は自身のテニススキルアップに必ず役立ちますし、とてもいい経験となります。
まだプレーしたことがない方、少し面数は限られますが今でも比較的郊外まで行かれますとまだまだ存在します。
ぜひ一度機会を設けてプレーしてみてください。
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それにしても、このクレーで15年ほど無双しているナダル
流石は「King Of Clay」