(2020年7月11日一部更新)
こんにちはstelliterです。
嫌ですね、、梅雨。
わたしもそうですが屋外での活動を楽しんでらっしゃる方にとって一番忌み嫌う時期です。
で、その梅雨時期のテニスにおいて一番悩む
「雨天開催」
今日はそのあたりについてちょっとお話します。
それではいってみましょう。
❝オムニが増えたのはとにもかくにも雨対策❞
国内におけるオムニコート比率、2012年あたりの調べですでに50%を超える比率だったそうです。
それから8年経過していますからね、、さらにオムニ化は進んでいるはずです。
わたしの感覚的には7割弱くらい屋外コートはオムニに変わったのではないでしょうか。
理由はもちろん「雨対策」ですよね。
梅雨という恒例行事(?)が存在する日本において、大会運営側の日程調整の負担を少しでも軽減すべく開発(たしか住友ゴムさん)された、画期的なサーフェスです。
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特徴はその耐水性、、というか吸水性でしょうか。
ちょっとくらいの小雨であれば運営側によっては大会決行が可能なくらいの全天候型コートです。
賛否はともあれ、大会だけに関わらず、そのオムニコートの恩恵を受けて日本のテニスのプレー環境は成り立っていると言っても過言ではありません。
❝オムニは開催判断が分かれる❞
しかしオムニコートとはいえ限度もありますからね。
ダダ降りであったなら、流石にオムニでも表面に水が浮いてきます。
こうなったらもう無理、当然開催は中止します。
小雨、、降水量1mmくらいなら、やる・やらないの判断は主催者によって分かれるところです。
プレー上は、少しボールが湿っぽくなるのと、跳ね方が鈍くなるくらいで支障はないと言えますね。けがをするということもありませんから。
問題は開催の可不可です。
「やるのかやらないのか、、、、」
昨夜のナイターがまさにそうでした。
お二人いらっしゃる参加者にそれぞれお聞きして、お一人は不参加、もうお一人はどちらでも結構ですとご連絡いただきましたので、決行としました。
わたしは7:3でやりたかったので、開催させていただきました(笑)
❝シングルス・ダブルスで判断も変わります❞
最初からシングルスしかやらない状況でしたら、お一人でも参加いただければ成立します。
しかし以前ダブルス開催にて(ダブルスですから随分と前💦)わたしを含む5名開催で、雨で微妙な天気でした。すでに小雨がパラついた状況の中、内お二人が
雨だし風邪ひいてもヤなんでやめときます
と不参加表明。
主催のわたしを入れて3名となり、ダブルスが成立しませんでした。
で、もうそのコート現場でのお話でしたので
「シングルスでもいいですか?」とお聞きして参加者さんは「え、エエいいですよ💦」と否定交じりにOKしてくださいました。
ホントは嫌だったんでしょうねぇ、シングルス専門もいればダブルス専門の方もたくさんいらっしゃいますから。
参加費もそれぞれ負担になってしまいますし。
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雨天中止によるコートキャンセルは可能ですから、オフそのものを中止にしてもよかったんですけど、せっかくいらっしゃった方にも申し訳ないですし。
とにかく中途半端にヤれちゃうもんですから、オムニも開催判断に迷います。
❝問題はハードコート❞
まだまだ需要あるハードコート(屋外コート比率20%くらい)、そしてこちらはすっかり減ってきたクレーコート(14.5%以下くらい)。
この二つにおいても特にハードコート、こちらはいまだに結構プレーする機会ありませんでしょうか。
わたしは大体2、3割ハードコートでやる機会があります。
ですので雨による開催可否の影響をかなり受けてしまうんです。
で、そのハードコートでの雨中のプレー
絶対に危険です。
❝ハードコートは少しの雨量でも中止が望ましい❞
開催時間中にいつ、、そしてどれくらい降ってくるかによって皆さんいろいろと判断に迷うようです。
しかしこのハードコートの場合、理想を言えば小降りとはいえ少しでも降り出したら
「即中断、、続くようならハイ中止」
この姿勢が望ましいです。
仮に2時間開催において1時間30分経過後のあと30分という状況でも、ちょっとでも降ってきた場合は
はい、引き上げましょう!
と緊急ベンチインしたほうが無難ですよね(ホントはやりたいけど)。
あと30分くらいだから大丈夫じゃない??
多くの方は結構こう思うようですね。わたしももちろんそうでした。
しかしですね。。。
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最初の降り出し時が結構問題なんですよねハードコートって。
一番滑りやすい状況になるんです。
特に白線の上あたり、、、本当によく滑るんです。
おっかなくって、まともにボールを追えません。なんとなくダブルスでやり抜くならまだ続行可能かもしれませんが。
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シングルスではすべて追わないといけませんからね。
そして白線だけでなく、バックスペースも結構滑るんです。
ドライコンディション時はわからないんですが、目に見えづらいコケが生えていて、コートの深くに下がらされたりボールを追わされる展開になったとき、雨で濡れたその箇所は強烈に滑ります。
バックスペースは管理がおざなり。水捌けワイパーをかける頻度も少ないもんだからコケが除去されず、濡れるとツルツルしているんでしょう。
特に
こういうザラっとしたコンクリ感あるハード。これはまだマシなんですよね。
そうではなくって、こういう
(わかりづらいんですが)なんかゴムっぽい、触ると少し『プニュ』って凹むようなハードコート
このハードコートが少し濡れ始めてきたときにエラい滑るんです。
❝大怪我のもとです❞
ずいぶん前、わたしのサークルメンバーの方が少し濡れたハードコートでプレー中、バックスペースにボールを追っていって、思いっきりすっ転びました。そしてものすごい勢いで頭からバックフェンスに激突!
(阪神タイガース佐野:イメージ的にはこんな感じでしょうね)
救急車騒ぎには至りませんでしたが、かなりの流血だったようです(私は居合わせなかったもので)
(このブッチャー並みにねww)
そして、以前の記事でもお伝えしたんですが、やはり別のハードコート(ハードコート、、なのかあれは??)でも、オフの主催者さんが、ちょっと雨上がりのコートにおいて、ほんのちょっとサイドに振られただけなのに、もんどりうって転んだのを目の当たりにしたので、その後わたしも他の参加者も超恐々プレーでした。
(これロディック、そういや主催者さんも偶然ピュアドラロディックだったな😆)
❝大人な判断が不可欠です❞
昔のわたしなら
いいからやろうぜ、、大丈夫だよちょっとくらい滑ったってさぁ😩
と開催やプレー決行に消極的な人に対しイラついていた時期もありますが、そこはね
大人になりましたこの歳になって私も(笑)
変な話し、たかが余暇でのテニスで無理をおして、万一怪我をしたら、テニスはもちろんのこと普通に仕事にも影響しますこと必至ですからね。
転んだ、、ならまだしも、肉離れとかアキレス腱云々とかの話も伝え聞いたらおっかなくって
皆さん、社会人たるもの、、無理は禁物、油断もなんとやらです。