ダブルスでの敗戦とシングルスでの敗戦『悔しさの違い』

こんにちはstelliterです。

 

パリ五輪の代表選考を兼ねた卓球の全日本選手権が昨日終わりました。

優勝候補であり代表候補でもあった伊藤美誠選手が6回戦(6回も戦ってまだ準が付かないというドローの多さ💦)で敗退。シングルス代表2枠に入れず涙を飲みました。

 

大号泣のあとの記者会見にて、

『団体枠の選考があっても出場しないかも』

と発言。ショックな敗戦直後ですから相当ネガティブな感情がついコメントに出たのでしょう。

伊藤選手自身が他選手に較べ、よりシングルス志向な選手であるというのはあるかもしれません。

また、今後気持ちが落ち着いたら翻意して団体戦にも出場するというかもしれません。

しかし極端に表現すると、

『ここ(シングルス)に賭けていた残りの卓球人生が終わるかもしれない今、個人名誉ではない戦に力を入れられない、興味がない』

っていう風にボクには聞こえました。


前段はさておき。

こういった個人戦とダブルスも含んだ団体戦が入り混じりやすいラケットスポーツは今回の卓球全日本だけにとどまらず、テニスにおいても

『別にダブルスだから負けたって大して痛くねぇし』

『ま、しょうがないね、本チャンのシングルス頑張るから』

もっとドギつく言えば

『サシじゃないからそれほど負けた気もしない』

みたいな風潮、恐れながら申し上げますがありませんかね?

 

『おまえは本当に味気ない奴だな』

『長年連れ添ったペアが惜敗した時の感情がおまえにはワカランのだな』

と思われるかもしれません。それはそれで認めます。

しかし一方で、ある実際も見てみてください。

 

どう見ても、なんかダブルスで負けてもサバサバしてる選手が多いように見受けられる。

それがトップ選手にすら事実として認識されている表れではなかろうかと。


もちろんこれはシングルスを主戦場としている選手が、

  • チーム事情
  • ちょっと調整がてら
  • はたまたしがらみあって

のダブルス出場なのかもしれません。

確かに👆のようだと、是が非でもダブルスで勝ちたい!って気持ちにはなりにくい。

 

じゃあ逆にダブルスメインの選手が、シングルスで負けても悔しくないのか?と聞かれたら、、

『ダブルスでの戦績がメイン収益であり俺の選手実績と捉えてる、シングルスでの戦績はハナから期待していないから』

このように回答するのかも、、しれません。

しかし心の部分ではどうでしょう、そんなことありませんよね?

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腹の底から悔しいと思ってるに違いないサ

と言ってやりたい、ウソをつくなとね。

勝負という点に関して言えば、サシでの敗戦ほど心に刺さることはない。またサシでの勝利ほど満足感を得られることもない。

 

賞金がかかったプロの大会(もちろん知らんけど)、アマチュアの草トー、練習試合、仲間内でのミニゲーム、いずれのフェーズも関係ない。

いつだって、タイマンってのは良くも悪くもギラついた輝きがある。

 

前段の伊藤選手もきっとそうなんだと思う、だからシングルスに拘っていたのではないかな。

 

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だから何だってーの?

と言われてもいい。

こういうのは本音しか言えないstelliterのブログ内でしか書けないかんね。

お叱り来そう、、、いや誰も読んでねぇから大丈夫だろ。