テニスも人間関係も同じ:『過去を取り戻すことができないなら新しい形を』

おはようございますstelliterです。

 

休日の朝、皆さんいかがお過ごしでしょう。

本日はコートに向かっておりません、一人出社しPCの前におります(投稿時にはもう現場にいるけど)。


比較的最近お相手いただく方は当然以前の私をご存じない。

だから、

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珍しいテニスしますね、どうしてそういうスタイルになったんですか?

とお聞きになる。

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いやー、実はこうこうこういった感じになっちゃいまして💦テヘヘ

なんて軽く返事、それで話はおしまい。

 

イップス発症以前のテニスにどうやったら戻れるのだろうと、自分なりに試行錯誤し悩み、抗った過去もありました。

同じ悩みをお持ちの方において、それで以前の自分のテニスを取り戻された方もたくさんいらっしゃることでしょう、それは大変すばらしいこと。

 

しかし私は、、

いや、もう戻らない

と決めた。あまりに長くは引きずりたくなかった。

 

でもテニスから離れたわけではありません。

 

『新しい自分のテニスを創造するしかない』

と考えました。

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どんな形でもいい、テニスとお別れするつもりなどサラサラない。

 

皆さんと同じ、、テニスを愛していたからですね。

 

今は随分とヘンテコなテニスになっちゃったけど🎾。

まあ私事のテニスなんてちっぽけな話。


しかし人間関係も同じじゃないでしょうか。

 

前はこうだったんだけどとか、なんであの頃のような関係性に戻れないんだろうと思うことってあります。

 

家庭・職場・友人・恋人、、様々です。

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原因は何だったんだろうと模索し、関係修復を試みてはみるものの、なかなか元には戻れない。

そういうことってないでしょうか。

 

所有感(ってーの?)・依存心、サンクコスト、、これまでに費やした労力を無駄にはしたくないなど、内なる原因もさまざま。

『未練』みたいなもんですね。

 

人生は一度きり、前を向いていこうとはいうものの、なかなか過去のいいイメージなど捨てきれない。

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それまで培ってきたもの、好きであった人、所有していたものなど、大事であればあるほど失いたくない、失ったと認めたくない気持ちは死ぬほどよくわかる。

 

心は正直なもんですから。

 

でも一方ではそれらを取り戻すことも非常に困難であり、それが現実。

 

過去は消せない。

また、現状回避できる特効薬などどこにもありはしない。

 

なので、テニスを思えば・相手を思っている気持ちがあれば、元の形・関係に戻ることに固執しない。

なんもかんもすべて飲み込み、いったん過去の気持ちは仕舞いこみ、

『どうやったら新しい形を築き、続けられるだろう・一緒にいられるだろう』

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こう思うほうがいいこともありますし、それこそ自然。

 

時間はかかる(短気な私が一番苦手とする)かもしれないけど、想いがあれば形にはこだわらない。新しい何かをもって親しめればそれでもいい。

 

少なくともこの情熱がなければ、stelliterは存在できない。