『パコンパコンうるさい??』:近隣へのテニスの騒音問題

こんにちはstelliterです。

先日たまにオフでご一緒するFさんと休憩中に少しお話する機会がありました。 

内容はこうです。

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Fさん

ここのコートは早い時間(朝6時)からできていいですよねー。

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そうですね。このCコートだけでなく、向こうのABも昔は6時から使えたそうですよ。でも『朝からうるさい』からと開始時間の後倒しを要求されたんですよね。

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Fさん

そうみたいですね。確かとなりのグランドの野球だってかなり早朝から使えてたんですよね。あっちのほうがカキーンとうるさそうなんですけどね。

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そういえば埼玉の○○も近隣からうるさいからと開始時間に厳しいそうですね。住民にしてみりゃテニスも『パコンパコン』音がうるさいんでしょうかね。

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Fさん

Kさん(stelliterのことね)でも考えてみればおかしなもんでね。大抵の場合テニスコートのほうが先にあったんですよ。ほとんどの住宅のほうがコートの傍に後から建てられて、住民が後から越してきたんですよ。なのに『テニスはうるさいから早朝や夜間はやめてくれ』なんて、、ちょっとねぇ

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あ、そういう理屈なんですねぇ。。

 

これはアホな私も言われて気が付いた事実。

そうなんです、、区営コートや市営・県営コートのほとんどはかなり昔に設置されたんです。途中何度も張替え工事やメンテナンスなどはあったと思いますが、少なくとも最初の建設からは20~30年、もしかしたらもっと昔からそこで利用されていたかも。

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そしてFさんがその後も続けることに、そういったテニスコートや野球のグランドなんて広大な敷地は当然公的な敷地であり、戦後戦前までさかのぼるほど占有権が確立されていた土地。

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周りのほとんどの住宅(戸建て・集合住宅問わず)より先に存在していた土地であり、何かしらすでに公共スポーツ施設として利用されていたに違いないとの話です。

つまりFさんが何がいいたいかを平たく説明すると、、

『すでにテニスも野球も行われていることを承知でそこに越してきたんでしょ??なんで後から来て文句いうわけ??』

ということなんでしょう。

これはテニスや野球などスポーツに興じている我々の気持ちを代弁してくれる陳情です。

例えば古い工場の悪臭問題など改善の余地があるとはいえ、その近隣に建てられたマンションや住宅など、不動産業者はその住民候補者にあらかじめ事情を説明するわけです。

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ちょっと臭いますよ

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ちょっとうるさいですよ

などです。

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実際に現地で確認を行い、そこで居住可否を決めるわけです。

決断した時以上に状況が悪化した(よりうるさくなった、臭くなった)というなら話は別ですが、最初から分かっていたことに対して後から来た人たちが

『なんとかならない??』

というルールを強いるのは

ちょっと理不尽なのでは??

といった具合ですね。

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しかし一方では、本当に古くから住んでらっしゃる方も少なからず存在しているでしょうし、自分が逆の立場であったならどうか。

『後から越してきたとて絶対に文句いわないんだな?』と問われたら自信もありません。

住むと決断したはいいけど想像以上に『公害』であったと感じる場合もあるでしょう。

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人間が生きていくうえでの『衣食住』は最優先されるべき第一階層項目です。

余暇で楽しんでいるテニスや野球、サッカーなどは第二、第三階層以下。なくたって生きていけますからね。

しかしながらその余暇を楽しむということが人生の生きがいの一つという方もいる(私のようにね)。その機会が損なわれてしまうことも少々残念ではあります。

 

『あちらもこちらも立てなきゃならん』

個人的に非常に矛盾を感じる案件でした。