こんにちはstelliterです。
今日シングルスで対戦したHさん、、これまで何度か対戦(多分今回で4回目かな)させていただいておりますが、一度も勝ったことはありません。
初期の頃の対戦においては主催である私に気を使っていただいてたのか、そこそこ競ってもいたのですが、最近差は開く一方。
今年の年始はベーグルを食らい、そしてこの日も1-6と惨敗でした。
それはさておき、ゲーム後Hさんが
前はあれでしたよね、、こういう、、ラットショットっていうんですかね?あれを打たれてスゴくやりづらかったんですけど、もうやんないんですか??
と質問されました。
ラットショットは名前の由来はよくわかりませんけど、とにかく自分から見て右側に飛んでいく軌道のフォアハンドです。
(Youtubeテニス倶楽部さんの動画)
最近よく言われるボールの外側を捕らえて打つ典型的なトップスピンとは真逆。ボールの内側を捕らえてシュート回転を与え、そして右側に逃げていくようなショット。
皆さんも高めの打点の場合、何となくこのラットショット気味にボールを叩いていることが多いはず。高い打点でボールの外側を捕らえるのは難しいですからね。
しかし今のスライスマンになる以前のまだスピンを打っていた頃の私は確かにHさんがおっしゃるように、ほとんどのボールをこのラットショットで打っていました。
高い打点はもちろん、低い打点も対応できる限り腰をおとして無理くりラケットを外側から内側にねじ込み、ボールにシュート回転を与えていました。
決まれば強烈な武器なんですが、軌道がトップスピンと較べてやや低く直線的なので、安定性に欠けるんですよね。
何とかこれですべてをコントロールしていたんですが、段々とその安定感の無さに焦り、、
このままじゃ上にはいけないよなー
と、改善を加えはじめたんです。
思えば貫けばよかったのかも知れませんけどね。何がなんやらフォアがわからなくなってしまって、今のスライスマンに至ってしまいました。
Hさんのような超強敵には、やけっぱちなラットショット一辺倒作戦もハマったとて勝利にまでは至らないんです。せいぜい『がんばったね』くらいなもん。
しかも入らなくなるとお手上げで、格下の方たちにも星を落とすことが増えはじめまして、スッパリとラットショットを主体とするスタイルとは別れを告げました。
しかしHさんに言わせると
そうですか、イップスになったんですか。それじゃ辛いですね。でもあのスタイルは嫌だったなぁ。
と述懐されました。
Hさんは少なくともこれまで私はおろか、他のいかなる強敵(明らかに私よりも格上の方たちですよ)との対戦においても負けたところを目の前で見たことがありません。
そのHさんに今日このように以前のスタイルの効果を伝えられ、そして今のスライスマンはまったくといっていいくらい通用しない。
そしたら、、
えー、じゃあまた少し取り入れてみようかな
なんて気になっちゃいますよね(笑)
(フェデラーのラットショット、めちゃカッコいいですね)
でもね、安定感の無さに嫌気がさしての今ですから事は慎重にかからないと。またバランスを崩したら元の木阿弥、、スピンに悩みに悩むあんな日々はもうご勘弁です。
っていうか多分やらない可能性が高いと思います。
Hさん、あんまり惑わせないで欲しかったな😆