こんにちはstelliterです。
前回・前々回の続き、
『1か月で初心者を試合で勝たせる』
今回は道具とメンタル編
ここが一番大切なところかと思います。
しかし激しく簡単にお伝えします(笑)
それではいってみましょう。
❝1か月で試合に勝たせたい初心者に道具は何を使わせる❞
ここではラケットとストリングに関しての話になりますが、色々なギアが販売されている中、好みであればなんでもいいというのが正直なところです。
(初心者に使ってもらいたいラケット)
でもあえてそれも指導側から選ばせてもらえるなら、、
『黄金スペックのラケット』
ラケットに関しては、、
お前またそれかよ、、、
と思われますでしょうが、とにかく私はこの『黄金スペックラケット推しプレーヤー』です。
ただし、もしくはもう少し重たいラケットを握っていただくかもしれません。
え、初心者なのに軽くするんじゃなくて重くするの??
ツアー系ラケットのように薄くて重いラケットというのではなく、黄金スペックラケットのちょっと重いバージョン。
これが一番パワーに関しては豊富です。
(ピュアドライブツアーとエクストリームPRO、、飛びますよ~)
反発するラケットで『当てて飛ぶ』感覚を養ってもらった方がゆくゆく有利になるかなとも思いますので。
しかも大きくスイングさせるつもりもないので尚更飛ぶ道具のほうがいいですよ。
(初心者に使ってもらいたいストリング)
そしてストリングのほうなんですが、基本ポリ派の私ですが、あえて『ナイロンストリング』をおススメします。
(こちらわたしイチオシのナイロンストリング、ブリオ👍)
初心者の内はポリとナイロンのスピン性能の違いなどあまり体感できないということもありますし、肘や身体に対する負担、テンション維持性などやはり初心者にはナイロンのほうがいいのではないかと思います。
ここは基本を通ったほうがいいでしょう。
あともう一つの理由としては
『ストリングは切れるもの』ということも何となく知っておいた方がいいかと思います。
初心者のスイングスピードではなかなかポリを切ることはないでしょう。そうすると
まだ切れないから大丈夫だろ~
と、下がり続けるストリングテンションによるプレーへの影響ということに無頓着になってしまいます。
なのでナイロンのように、テンションが下がるにしたがってストリングも切れやすくなるという、自然なストリングの劣化具合を肌で感じてもらうにはいいんじゃないでしょうか。
であればポリはここでは外しです。
あと個人的意見ですが、なんとなくポリよりもナイロンストリングのほうが、、
『風情がある』
って感じませんか??😆
『テニスラケットのガット』っていえばナイロン、ミクロスーパーみたいな往年のスタイル。
ちょっと古風な香りがする(笑)
❝初心者に対しても、勝ち方を覚えさせる方が先❞
これまで前回・前々回と技術における敷居を徹底的に下げる方向でお話を進めてきました。
でもずっとこんなじゃ、先行き伸び悩むんじゃない??
今は初心者同士で勝てても、上に行ったらすぐに通用しなくなるよ?
確かにそう思いますよね。
テクニックの追及は確かに必要です。
しかし、まず何より大事だと思うのがこの
『勝ち癖をつける』
『勝つことに慣れる』
この意識をしっかりと芽生えさせる方が先なのではないでしょうか。
『強烈なトップスピン』や『超高速サーブ』
など、質の高いボールの打ち方も大切ですが、それは本人のテニスキャリアが長くなるうちにきっと自ずから追及する・覚えていくのでそれほど重要ではないと私は思っています。
でも『勝ち方・勝つことへの慣れ』は早いうちに植え付けたほうがいい。
- 最初は全然勝てなかったけど、だんだん勝てるようになった。
- 今まで負け続けていた人に逆転して勝てるようになってきた。
こういうケースももちろんあるでしょうけど、どのフェーズにおいても強い人って結構キャリア初期の段階から結果を残すことのほうが多くないですか?
それはテクニックもさることながら、、
『自分は勝てる・勝つ』
という意識がしっかり刷り込まれているという事。
勝ちビビらない人になる上で非常に重要です。
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- この戦術はこういう風に必要
- そのテクニックはこういう理由から今は無理に求めない、後から自然に身についていく
- 勝つならこの方が近道
その戦術やテクニックで一体どうして勝てるのかということはしっかりと教えてあげたほうが、教わる側も取り組んでいる内容に対し、より理解が深まって上達も早くなります。
勝てばテニスもより楽しいものになり一層努力を惜しまず、ますます上達していくことでしょう。
そんな初心者はきっとアッサリ私なんかオーバーパワーしていくのでしょうね🤣