こんにちはstelliterです。
先日、何度かお世話になっているオフ主催者さんに動画をお撮りいただく機会がありました。
今日は『自分のプレー動画』は有効に活かしたほうがいいという内容でお話します。
それではいってみましょう。
❝自分の動画:イメージと実態のズレ❞
自分がテニスをしている動画。
随分と前に壁打ちをしている風景を自分でカメラを据え置いて観てみたことがありましたが(酷いものでした😄)、コートにおける自身のプレー動画って観たことなかったんです。
別に撮る行為そのものは大した手間でもお金がかかるわけでもない。
にもかかわらずなにゆえこれまで動画を撮って自分で観なかったのか。
予想は出来ますよね
怖かった。。
これに尽きます。
自分のプレーがどれくらい酷いもんなのかを突きつけられるに決まっている。
なので自分で自分にがっかりしたくなかったんですね(笑)
しかし最近は
上手くなるための気づきになるなら何でもやるさ
の精神でいますので、これもいい機会。
『ぜひお願いいたします!』
参加して後日動画を配信いただきました。
するとどうでしょう
あちゃ~、壁打ち時代と何ら変わらんかも(笑)
やはり、あまりの酷さっぷりに辟易しましたよ😔
【想定内に想定外】
という訳の分からない感想でした。
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自分的にはこういう風にスイングしているつもりなんだけど・・
と思ってみてもその実『全然違う』
イメージと実態のズレというのは恐ろしいものです。
把握できているようで自分の体の動きを全然理解していない人でしたね私は。
それはさておいて、ではいったいどの辺が良くなかったのかを次項に記します。
❝自分の動画:ここがマイナス❞
まず箇条書きしますが箇条で収まるかな(笑)
最後以外はすべてフォアハンドとしてですが
- 準備がちょっと遅い
- 余裕あるボールも全部オープンスタンス
- 動きがとにかく小さい・固い
- 足が細かく動いていない(根っこが生えてるみたい)
- 膝が曲げられていない
- 左手をイマイチ使っていない
- インパクト後のラケットが面を返さず、変にキープしてしまっている
- バックハンドスライスが気持ち悪いくらい変なフォーム(ソフトテニスのグリップチェンジだから)
・・・・もういいよ
ってくらいまだまだ挙げられる(笑)
特に赤文字の部分の影響が大きく、全般的に『洗練されて無さがハンパない』
なんかねぇ、、
『テニスを始めて1,2か月の人』
みたいな感じでした。
(あまりに酷いので写真だけでご勘弁)
よくこれで今まで勝ち負けしてこれたなぁ💦
ではいいところは何もなかったのか?
❝自分の動画:ここはまあまあプラス❞
またまたフォアハンドで考えると
- スイングスピードは『悪くはない』
- 不器用ではあるがテイクバックから振り出しまでは安定したスイング軌道
これくらいしかない(笑)
でもフォアハンドにおいて非常に大事とされるテイクバックが意外に無駄がなくインパクトまでのラケット面が安定していた。
あとは打ちに行く際のスイングスピードはそこそこだった。
ここに関してはそれほど悪くもないじゃん、、そんなに悩むほどでもないんだな👍
まあ過信は良くないんですが少し自信になりました。
テイクバックだけでも収穫でしたよ。
❝自分の動画:果たして役に立つか❞
自分の動画、改めて観てショックはショックだったんですが、しかしどうでしょう。
何度も観るうちに
確かに酷い出来だけど見慣れてきたな(笑)
こんなことを思うようになりました。
見慣れてくると何がいいのか
いい面も悪い面も冷静に観察できる。
先ほど『酷いな~』という点をさんざん挙げましたし事実ちょっと酷い(笑)
しかし正直ベースで、、
すべてをどうにかしようなんてこれっぽっちも思えないし思わない
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自身の動画とダニエル太郎選手の動画を大変恐れながら比較して観ていたんです。
まあ当然洗練度が較べるべくもないのですが、一番違うのは
ボールへの向かい方(足から上半身への運動連鎖)
ここが決定的に違うところ
このリズム感というか運動連鎖を毎回再現できるかと言われれば
こんなとこまで到達できるわけないんだから(笑)
なので結構開き直れるんですね。
そして同時に
どれか限定して改善できそうなことに取り組もう、それ以外は今は捨てよう
これくらい開き直れます。
これまでずっとこの感じでやってきたんだから、極端に大幅変更をかけるよりは目の前の
頭で考えてできそう、そしてきっと効果がありそうな点
をチョイスし、改善に取り組もうという風に思いました。
❝自分の動画を観て:何を改善していこうと思ったか❞
今回はラリー中の動画を撮影いただきましたので、あくまでフォアハンドでの課題と考えて、、
『足の決め方とスタンス』
この2つでしょうか。
スイング自体に関しては、動きが小さいということとインパクト後のラケット面の使い方にちょっと問題がありました。
しかしそれより私的に大事と思っているテイクバックのほうが安定していたため、他は枝葉末節な部分と割り切り今は手を加えないように考えました。
一方足の使い方はとにかくお粗末すぎました。
ドヘタに見える印象もここで足を引っ張りまくっている。
少しセミオープン、もしくはスクエアスタンスで打つ機会を増やしたいと思います。
自然とラケットの出方も変わるような気がします。
いままでフォアをクロスに打つのがすごく苦手だったんです。
狙いをクロスに持っていこうとすると腕が少しガクガク。
イップスの件もありますが、おそらくこの『ドが付くほどのオープンスタンス』も影響している気がするんです。
ちょっとタイミングの取り方が難しいかもしれませんが、練習が必要、、ただこれなら『壁打ち』でも試せるかも。
行ってみようかな。
❝自分の動画を撮って観る:ショックもあるけど気づきのほうが遥かに多い❞
実際に観たくないものでしょうし、超絶おススメまでは言いません。
しかし上達を早めたい。自分の現在地を確認したいという方には大賛成です。
というか、もはや撮って観ていない人のほうが少数派になりつつあるかもしれませんね。
また見慣れてくると、冷静になって考えられるいい機会です。
悪い点ばかりが思い起こされるかもしれませんが
あ、こういうところは結構上手いじゃん俺!
みたいな意外な発見もあるものです。
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単に恥ずかしいからという気持ちはもう取り去って改善方向に視点を向けられる。
もうここの部分はいいや。でもこれはなかなか良かった。もっと磨いていこう
なんて建設的な取捨選択と判断に繋げられますよ。
是非お試しいただきたいですね。