こんにちはstelliterです。
200記事作成後、宣言通りいきなり毎日更新を途切れさせてしまい申し訳ありません🙇♂️
おかげで昨日はここ2か月での1日アクセス数最低を更新してしまいました。やっぱり毎日記事投入しないとこうなるんですね。
いかに皆様に求められていないブログであるかを伺わせます(笑)
それはさておいて。
ちょっと時間が経過してしまったのですが、以前スピン量の増加を目指すべく、ストリングのテンションを上げてみようかと記事にしました。
とてもありきたりな比較ではありますが、実際にやってみて
- スピン量増加を体感できたか
- それ以外の影響はどれくらいあったのか
を改めてお知らせしたいと思います。
それではいってみましょう
❝ストリングセッティング:ギア紹介❞
いつもおなじみのスリクソンV3.0にトアルソンシンセ1.25を今回は55ポンドにセットして張ってみました。
他のプレーヤーにしてみるとそれほど高いわけでもないテンションかもしれませんが、最近のわたしにしてみたらかなりの高テンション。最近はどのラケット、どのストリングでも大体40ポンド前後で張っていましたから。
そして比較対象は、最近お気に入りのスリクソンREVO 2.0 LITE
こちらに以前張ってみた同じストリングで40ポンド(たぶん今はもう少し下がっているとみられる)。この2本をコートに持ち込みマッチ練習にて比較テスト(いきなり練習ナシ、常にですけど)。
この2本それぞれの比較でもって使用感をお伝えします。
おい、同じラケットでないと意味なくない??
そうなんですよ、しかしストリングを同じものを張ったのがREVO 2.0 LITEしかなかったもので。
あとマッチ練習中の不測の事態(?)に備えて極端に変えたくなかった(めっちゃ飛ぶ、めっちゃ飛ばないがイヤww)ため、最近気に入っているセッティングのREVO 2.0 LITEを持っていきました。
しかしこれも結果的になかなかの違いを反映することができました。
さてさてどんな使用感であったか
❝ストリングテンション:高テンションな結果・・・❞
(スピン量の変化は?)
早速ですが今回の本命であるスピン量。
私に関して言えば「まあごくチョットくらいかな、、」といった感想です。
スイングスピードがそれほど速いわけではないからでしょうか。
若い人のようにインパクト時間が短く、一気にスピンをかけるタイプではなく、長い腕を使ってラケットを「ブーン!」と振って「ガツン!」と当てる。
ボールとのインパクト時間が長いタイプなのです。
なのでストリングのテンションが硬くても、初速に転換されにくいことから極端にスピン量が増えた、とは感じられませんでした。
(アシスト感)
これが一番はっきりしましたね、まったくもってアシストは失われました(笑)。
面圧が上がって弾きが良くなったのか、飛び自体はそれほど落ちた気はしません。
しかし確実に言えるのは、追い込まれた際の返球率、顕著に落ちました。
特に左右に振られてギリ追いついた時の返球率、なんとか面を作って返す際にミスヒット気味になりやすい。。
易しいラケットではなくなってしまったなぁ
飛びは変わらない気がするが、返球率は下がった。
ということはつまり
「スイートがめっちゃ狭くなった」ということです.
これは中級プレーヤーにとっては非常に痛いところ。
なので結果、私の場合プレーレベルも下がったという感想です。
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黄金スペックであるV3.0のほうがどうしたってアシストは期待できるはずなのに、今回テストでは明らかにREVO 2.0 LITEのほうが助けてくれました。
同じV3.0で比較しなかったのはこの狙いもあったんです。
軽量とはいえ薄ラケツアー系のREVO 2.0 LITEのほうが易しくアシストもあるラケットに感じられたわけですから、ストリングテンションを下げることはラケットのアシスト差を埋める効果があることをはっきり体感させてくれました。
ま、55ポンドと40ポンドじゃ相当な差ですからね(笑)
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あと後述しますが、これは打ち手のわたしがそういう使い方になっているからかもしれません。
(コントロール性は?)
飛びが抑えられたということは、じゃあコンロトール性は上がったのか?
これもプレーヤーの捉え方次第かと思います。
ブンブン振り回すプレーヤーの場合はそう感じるかもしれませんね。
フルスイングすることでスイング全体でもって強弱をコントロールしているわけですから、
しかしわたしのようなプレーヤーだとコントロール性が上がったという感覚はなかったです。
(大先生カルロビッチ)
相手の力を利用してボールを捕らえる意識のほうが強いので、まず強振しません。
なのでテンションが低いことでありがちな、いわゆる「暴発」することが普段からあまりないです。
むしろ私自身のショットスキルが暴発することはありますけどね(笑)
なのでスイングもそうかもしれませんが、どちらかというと手元の感覚で強弱の調整をしてしまう傾向にあるので、
『テンションの違い=コントロール性の違い』にはつながらないように感じました。
❝ストリングテンションもスイングタイプによる❞
今回はわたしからの見方となりますがわかりやすい結果となりました。
- 自分から振っていくタイプ:高テンション
- 相手の力を利用するタイプ:テンション低めでいい
ものすごく簡単に区分けするとこうなりますね。
ボルグとマッケンローの構図がよ~くわかる結果となりました。
低テンションが好きな人はどうしたってストリングのたわみを利用する、、面にボールが乗ってる感覚をコントロールのガイドとして利用している
じゃあ女性や非力なタイプの人はテンション低めがいいの?
そう言えなくもないですが、スイングスピードの速い女性プレーヤーっていますからねぇ。
しかも一般女性プレーヤーだとそこまでスピン系の方っていらっしゃらない。
フラットドライブが持ち球な人が多いですから、その飛びを抑える意味では、やや高テンションでもいいのかもしれませんし。
一時期ATPとWTAそれぞれのプレーヤーの平均ストリングテンション調査において、WTAプレーヤーのほうが硬めに張っているというデータもあったと聞きましたから(ソースを探したんですが見つからず申し訳ない)。
❝ストリングのインプレ、、まあ参考程度で❞
こんな記事書いておいて今更何言ってるの??
テニスのギアインプレって、以前のようなスマートセンサーとかバボラプレイなど、一定の数値を示すものであれば何らかLOGとなって表れます。
大量にテストしていけば個人プレーヤーが単独使用することで一つの指標にはなるかもしれません。
しかしそういった計測機器なし、、単に打った人そのものの感想ってどれほどあてにしていいのでしょうか。
今日はストリングのセッティングがバッチリはまって全部コートに収まったよ!
などといっても、そのショット結果は単にストリングセッティングだけの問題ではありませんよね。
プレーヤーの技術そのものや調子、コート、ボール、あと対戦相手のタイプなど様々な要素が絡み合います。
そして何より『好み』
ここに大きく左右される要因を他のプレーヤーまでが情報を鵜呑みにして共有できるかは甚だ疑問。
この記事すら話は半分以下に聞いといたほうがいいデスヨ(笑)
❝ではストリングテンション:上げてよかった??❞
わたしに関しては
「ん~喜べる要素はかなり少ないですね(笑)」
というのはやはり、低テンションで使用している期間が少し長すぎたのか、ストリングベッドを活かしてショットメイクすることに慣れてしまったのでしょう。
高い弾道で深く打つという事にはブレずに取り組んでいますが、スピンをかける!という打ち方にはこだわっていない。
スピンをかけないわけではないがナチュラルスピンくらいにとどめています。
なのでアシストに影響が出てしまうという面が明らかに不利に働くと感じました。
❝ストリングテンションのアップにはちょっとご注意を💦❞
ある程度想像していましたが、わたしレベルではスピン量アップ云々前に
「ミスヒットが増えるなぁ・・」
「守りには向いていない」
「ラケットが助けてくれないんだよね」
このような返球率が下がるという懸念材料はゲームにおいては致命的。
回転量を増やして安定感を高めるという意味では、若いプレーヤー、自分から打っていけるプレーヤーにとってはメリットにもなりますが。
しかし、相手の力を利用するディフェンシブなプレーヤーにとっては総合的に考えて、やや厳しそうです。
じゃあ何ポンドくらいならいいの?
といった具体的な数値を出すのは少し難儀します。
プレーヤーごとに程度が異なるため一概には言えませんが、仮に両極端に割り振って考えたら、あまり高テンションなのはデメリットのほうが多かったように思います。
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あくまで私見ということでいきますと、、
「MAXで45ポンドまでしか張らないだろうなしばらくは・・・」
というのがわたしの結論です。
もしわたしと同じようなプレースタイルだな、と思われた方には少しでも参考になったら幸いです。
これから本格的に夏場を迎え気温が上がっていくということもあって少しテンションアップをお考えの方、、慎重な選択が望まれます。