こんにちはstelliterです。
昨日、いろんなテニスブロガーさんのギアインプレをいろいろ拝見している感想として、
テニスのブログってのは難しいもんだな・・
と率直に(もっとキッツイことも言えるけどあえて伏せます😄)言葉を吐きました。
というのも、他のラケットスポーツや何かしら道具を使用するスポーツにおいて、
『やっぱり道具も使い手次第』と思わざるを得ないなぁと最近とみに思うからであります。
以前、記事にさせていただいたこともある、オフ主催者仲間のSさん。
彼は最近、ヘッドのインスティンクトからラジカルに変更。
学生時代から基本的にずっとヘッドを使用しているらしいのですが、いずれにしてもラケットは現代的なものを使用しています。
そしてついでを言えばSさん、打ち方も現代的。
しっかりとスピンをかけるフォアハンドの持ち主、、そして結構パワフル。
つまり道具もスタイルもしっかり『今風』なテニスを展開する(私とそんなに年齢は変わらないのに💦)プレーヤーなのですが、唯一『え!?そこでソレ使ってんのかよ?』っていうのがストリング。
なんとミクロスーパーをなが~く愛用しています。
以前、そのプレースタイルからさぞかしスピン系ストリング(多角形みたいな??)を使用しているのかと思いきや、キッチキチにノッチ(ストリングの交差する部分の劣化によるくぼみ)が出来上がりやすいミクロスーパー。
飛びこそはまあ普通であるとしても、スピン性能、耐久性、テンション維持率といずれをとっても昨今の進化したストリングには遠く及ばない過去のスタンダードストリングなんですけどねぇ。
しかしSさんはこのミクロスーパーとラジカルの組み合わせでかなり高いスピンレートのフォアハンドを打ち込んでくる。
これだけでも
いや~、スピンに特化したギアチョイスでもないのにすごいなぁ
と感心しきり。
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そしてもうお一人、、最近お手合わせしていないFさん。
以前はよくわたしのオフに申し込んでくれたり、人のオフで顔を合わせて対戦させていただいておりました。
Fさんもほぼ私と同じくらいの年齢なはずですが、サーブもストロークもかなりパワフル。
そしてボレーもそつなくこなすダブルスプレーヤーでもあります。
このSさん、使用しているラケットは往年のプロスタッフ オリジナル6.0
(確かこれでした、、、よね?💦)
しかも2本持ちで使いまわしていたような。
85インチですよ85インチ。
黄金スペック好きで100インチがデフォになっている私から見れば、なんとまぁちっさいラケットフェイス。
おそらくパワーアシストなども相当厳しいと想像されるのですが・・・
でもねぇ、これで強烈に打ち込んでくるんですFさん。
なんであんなプレーができるんだ、、当て感のよさか・・・
85インチであれだけしっかりボレーでいなせるのは、もはや私には理解不能です(笑)
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先のSさんしかり、Fさんもしかり。
使おうと思えば別に最新モデルのラケットやストリングを使えない・買えないわけもないはずなのに、これらノスタルジー溢れるギアをあえてチョイスし使いこんでいる。
そしてけっしてショボくれたプレーをするわけでもない。
これだけでも、、
やっぱ道具じゃねぇなテニスは
と突きつけられるかのようです。
テニスでメシを食うような連中はみな確かに、近代兵器を使いこなしています。
- 最新のパワフル且つ高性能なラケット
- モンスタースピンを実現できるスピン系ポリストリング
これらを使ってしのぎを削る世界に存在しているので、同じくメーカーがしのぎを削り合う最先端技術をふんだんに導入したギアを使って、行きつくところまで行きつく。
もはや大前提、、『イロハのイ』なんでしょう。
しかし我々アマチュアプレーヤー視点で言えば、そこまで道具を存分に活かせているような、いないような、、といったところ。
あくまで感覚の問題ではありますが、それほど道具の影響を考えるような出力を常時伴っているとも思えません。
ミクロスーパーや昔のプロスタッフを使ったとて、劇的にプレーの質が落ちるでも上がるでもない。
であれば後は好みの問題。
好きな道具を長く愛して使いこむことで、その信頼度・熟練度に上手く転換でき、結果いいテニスができる。
ちょっとした最新ギアとの差などあまり気にするほどでもなくなるもんなんでしょうね。
なんかホッコリする内容だ(笑)