こんにちはstelliterです。
今日は久々にラケット話です。
先日私の兄貴分ともいえる先輩と久々にサシで練習していました。
先輩のラケットは以前私がストリングを張り上げさせていただいたこちら。
リキッドメタル プレステージMP
ヘッドのプレステージと言えば細かいスペック変更などあったもののおおよそ現在まで発売当初の基本スペックを踏襲している。
プロスタッフと並び称されるツアー系薄ラケの王道、名器中の名器でございます。
リキッドメタルシリーズはちょっと前のラケットではありますが程度もよく、どうやら先輩も気に入って使っているようで。
以前の上記過去記事で『アエロプロからいきなりプレステージって、、、大丈夫なんかな💦』と心配したのも単なる杞憂にすぎませんでした。
で、ふとしたことからたまたま気が向いて

先輩ちょっと打たせてもらってもいいですか?
とお尋ねし、こころよくお借りできたのでしばし試打させていただきました。
自分が使っているスリクソンREVO 2.0やX-BLADEとは明らかにスペック違い。
中でも一番の違いは今回タイトル通り、18×20ストリングパターン。
これはもっとも打感の違いに表れます(私所有の上記2本はいずれも16×19パターン)。
昔、このデンスパターン(目の細かい)のラケットも打ったことはありました。
しかし
パワーアシストねぇな
まったくスピンがかかっている気がしない・・
ってくらい自分の技量にそぐわないとすっぱり諦めました(笑)。
ただでさえ黄金スペック推しの私(最近はそれほど力いっぱい推しでもないけど)。
ラケットが自分を助けてくれるというのは非常に大事な要素でございますからね。
で、とにかくプレステージを打ってみた感想。

め、、めっちゃエエやないかい👍
そう、かなり好印象に感じました。
いいとこ悪いとこ全部ひっくるめて書けばですね、、
- インパクトから伝わる情報量が16×19とは雲泥の差◎(クリアとはまさにこのこと、、ビタッ!と収まる感じ)
- ボールを潰してる感〇(なんか板っぽく、ボールが潰れている感覚がある)
- 飛びの抑えっぷりが逆に好感触〇(かなり押しが活かせる)
- アシスト少な目△(想像通り)
- サーブ死んでる✖(まったくイッテない)
昔の自分より極端に技術が向上したわけではない(むしろ後退している部分もあるはず)が、なぜか非常にまとまりが良く感じたのです。
すっかりスライス&フラットなスタイルに変更した自分にマッチしたように思えたのでしょうね。
アシストの少なさから、本当に追い込まれた際の返球率には貢献しないのでしょうけど、
- 距離調整など、『コートへの収まり重視』のディフェンス面
- 威力ではなくコース重視のオフェンス面
これらには結構有利に機能すると感じました。
もちろんプレーヤーとの相性によりますが、じゃあ
『ピュアドラと較べたらどうなのよ?』
『勝てるラケットなの?』
と聞かれたらそれはどうだろうとしか申せません。
いや確率的に見ればまず間違いなく万人適応性からピュアドラのほうが勝てるラケットであることに間違いないでしょうね。
しかし、よく玄人好みと評される路線であるラケットというのだけは理解できます。
ま、私は明らかに『玄人ではない』だけにチョイスするかと言われたら微妙。
しかし一方では、『悩ませんなよな~』ってくらい素晴らしかったですね。