ラケットメーカーに対する印象その③YONEX編🎾

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こんにちはstelliterです。

今日はラケットメーカーに対する印象その③

「YONEX編」

を書かせていただきたいと思います。

 

Yonex


それではいってみましょう。

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目次

 

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<YONEXというメーカー>

「yonex tennis」の画像検索結果

 

1958年創業の日本が世界に誇る一大ラケットメーカーです。
テニスもさることながら、バドミントンラケットの世界シェアは他国メーカーを抑えてナンバーワンだそうです。

国内メーカーにおける国内テニスラケットのシェアはもちろんナンバーワン。

世界的に見てもこれほどの成功を納めているメーカーも珍しいのではないでしょうか

日本のラケットメーカーといえば多少テニス以外のジャンルにも手を入れていますし、むしろその他のほうに力を入れているメーカーも少なくないのですが(BRIDGESTONEやDUNLOPにおけるゴルフやモータースポーツなど)、YONEXは王道的にラケットスポーツをその中心に据えており、国内シェアというかその存在感は他の追随を許さない王者的存在です。

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また日本の学生プレーヤーが最初に握るラケットとしては


「まずYONEXを手渡される(笑)」


というくらいに各教育機関(学校ですね)と業務提携的な形で大型販売していました(今もなのでしょうかね・・)

要するに日本の学生テニス界を支え続けているありがたーい存在です。


<シェアはどんな感じ?>

世界にその名を知らしめているYONEX。
今も昔も世界にそのプロダクトの完成度が認められていて、本当にたくさんのトッププレーヤーがYONEX製品を使用してきました。

日本では特に伊達公子選手を中心に女子選手の使用率は半端なかったです。
特に伊達選手が世界的大活躍をしていた一度目の引退をするまでの日本女子選手は皆YONEXのラケットをもっていたなぁというくらい強烈に印象に残っています。

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その後は日本選手も海外メーカーという選択肢も増えていく中、YONEXは他の国内メーカーを横目に、常にその選択肢に選ばれるという位置づけでした。
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そして今現在もATP・WTA問わず常に世界シェアで上位に食い込んできています。

ATP TOP 100 Racket Brand Shares

 



ATPにおいては少し印象は薄いのですが、振り返ればいつの時代もどこかでかならずトップ選手が使用していた印象のあるYONEX。

90年代のクライチェクやブルゲラ、特に2000年代はヒューイットとナルバンディアンがトップ2ですね。アンチッチやスリチャパンもそうです。
2000年代後半から2010年あたりまでは私的に印象が薄いですが、2010年代以降はバブリンカのHEADからの移籍と、悪童キリオスの2枚看板を筆頭に細々とシェアを伸ばし、いまやTOP4に食い込んでいます。

まあキリオスに関してはいまだYONEXってイメージの選手じゃないですけどね🤷‍♂️

「キリオス YONEX」の画像検索結果

 

WTAに関しては言わずもがなですね。
先の伊達選手にとどまらず、常に世界トップ女子選手に支持され続けています。
アランチャ・サンチェス、モニカ・セレス、ヒンギス、クルニコワ、イワノビッチ、ディメンティエワ、キリレンコ、、、、

これら選手を筆頭に、もう挙げたらきりがないですね。

WTAシェアにおいては王者WILSONはともかく、近代テニスラケット界の風雲児BABOLAT(BABOLAT自体は長い歴史のある会社ですが)を退けて2位につけています。

 

 

<ラケット評価>


(ツアー系)

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YONEXも他メーカーと同じくしてツアー系薄ラケットの歴史は長く、Rシリーズ以降RD、RDX、RDS、RDISときて今のVCOREシリーズも世界的に一定の評価を得ています。
同じツアー系ラケットでもYONEX伝統の技術「アイソメトリックス形状」が生むスイートスポットの広さと特有なしなりを持つ柔らかい打感。
最近はこれに程良い硬さもブレンドして、現代テニスに必要なスピード&パワーに対応すべく改良していきました。

 

私はこれまでのATPにおけるYONEX使用選手がコントロール系の選手である印象が強く(バブリンカを除く)、YONEXのツアー系ラケットはパワー不足・飛ばない印象がありましたが、最近のYONEXユーザーに言わせるとそんなこともないようです。

 

(黄金スペック系)

「YONEX EZONE」の画像検索結果

 
2010年のEZONE登場までは、黄金スペックにおいては、BABOLATはおろかWILSONやHEADにも大きく水をあけられていました。というかここに重きをおいていなかったのでしょうかね。

しかしEZONEが登場してから状況は一変しました。
初代、2代目までも売れてはいたんですが、3代目のAiになってからガラリとその印象が変わったらしく、さらに加速して売れ始めました。3代目以降で確実にその地位を世界的にも確立しました。

 

PUREDRIVEやEXTREMEなどと違った方向で、しなり感や柔らかさも加えつつ、パワーと両立させた完成度の極めて高いモデルにまで仕上げた功績であると言えます。

後述の市場の項でも記しますが、EZONEは黄金スペックにおいてBABOLAT2巨頭の最大のライバル機種と言えると思います。

 

(パワー系)

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S-FITシリーズ以降、S-FITα、アストレルと継続して販売を続けています。
YONEXがEZONEにLITE設定なども積極的に取り入れていった経緯とあわせて愛好家全体が少しツアー系にシフトし始めたのか、一時期よりは見受けられなくなったように思います。
でもデザインがとても可愛らしくて女性的、、しかもラケットの実力は伊達公子さんのお墨付きということでS-FITはいまも大きな販促バックアップを受けて売れています。


<市場でのライバル>

「YONEX VCORE」の画像検索結果

VCOREが見据えた他社ライバルラケットがPROSTAFF、BLADEであるならばそれは勝負は見えている感じなのですが(笑)、ラケットメーカー全体のツアー系シェアと考えれば悪くない位置につけていると思います。
というか何度も言っていますが薄ラケツアー系はWILSONとタメを張ろうとしてはいけませんから

 

シャポバロフやティアフォーなど若手選手の台頭はありますが、YONEXの薄ラケツアー系使用選手の看板はいまだバブリンカであり、彼のキャラクターはとても個性的で人気もあるのですが、やはり一枚だけでは力不足です。

ただしそれがDUNLOPのCXやPRINCEのPHANTOM相手となると、ここはVCOREに軍配が上がるようです。


HEADというライバルもいますが、私の印象ではどっこいどっこい、、国内ではややYONEX優勢かなという印象ですね。
SPEEDと2位を争っているという感じでしょうか。
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キリオスや大坂選手をはじめとするWTA選手のシェア率の高さも相まってか、EZONEはよく売れていて、BABOLATに肉薄するとまではいきませんが、明らかに黄金スペックカテゴリーとしてはその次に位置していると思います。
WILSONのULTRAが唯一いい勝負かなっていうくらいですかね。
あとはDUNLOPのSX、HEADはEXTREME、PRINCEはBEAST、その他もいろいろと参戦し、一時期ほどの群雄割拠ではありませんが、BABOLATを除くと敵なし状態ですね。

大坂選手の活躍とあわせて、このまま独自の路線で販促していってほしいです。
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「YONEX アストレル」の画像検索結果

 

パワー系はアストレルが販売されていますが、他社も同じように選手レベルで使用しているキャラクターはあまりいませんので、アピール性は少なく、むしろEZONEの各機種に統合されている感さえあります。
でも、ほんわかした女性ダブルスなどではたまに見かけますので、一定数は売れているのかなと思います。
ライバルはSRIXONですが、相手は強いと思いますよ。

パワー系というか、デカラケ部門は正直販売データのソースを見つけるのがなかなか難しいんですよね。

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3カテゴリーすべてにおいて言えますが、YONEXは特に国内では「買えないところは絶対ない」というくらいに販売網やネット―ワークが行き届いています。

世界的にもそうですが、正直国内メーカーは対抗するのには現状打つ手なしってとこでしょう。


<個人的印象>

まず最初に言いたいのは

 

「よくぞバブリンカを引っ張ってきた!」

「YONEX バブリンカ」の画像検索結果

ですね(笑)

2014年全豪優勝するそれまでも十分すごい選手でしたが、ここで一気に花開いた印象ですね。

その後の彼の大活躍は、まさかYONEXもそこまでは想像していなかったと思います。

YONEX販促に大きく貢献しました。

 

まあそれはいいとして、、、
YONEXはラケットだけにとどまらず、その他の全てのプロダクトにおいてとにかく質が高いです。

外れる商品はまずないですし、それぞれのカテゴリーにおいてよくライバル製品を、、ひいては「ラケットスポーツ用品」というものを本当によく研究しているのだと思います。
WILSON編やHEAD編でもまとめにおいて同じようなことを述べましたが、正直それ以上に


「製品性能は世界最高峰と断言できる!」

 

と言わざるを得ません。
日本人特有のきめ細かさというか、かゆいところに手が届くというか。
ストリンギングにおいてさえも、YONEXのラケットは張りやすいって感じますから(これはホームストリンガーになるとよくわかります)
バドミントンラケットのデータなども活かしているのでしょうね。国内最高メーカーの技術力とプライドを誇ります。

 

結構前なら、YONEXのラケットを使用しているのを

「え、YONEXかよ、、ダセえなぁ」

なんて悪口言う輩もいましたが(笑)、最近はデザインにも力を入れているのか、ダサいな、、という製品がどのカテゴリーにも見当たりませんね。

 

ただし、他社のいいところを取り入れているのは大いに感じますが、相変わらず飛びはやや控えめに設計されているかなという印象はありますね(EZONEは別ですが)。
これは国内メーカー全般に言えますが、YONEXのツアー系にもそういうイメージがあります。


 あとこれは昔から言われているのですが、「アイソメトリクス形状」の影響でスイートは明らかに広いんですが、それを打球情報の「ボヤけ」と捉えられているのは少し残念です。

 

<YONEXまとめ>

 

ストロングポイント

  • 全プロダクトの完成度が高い。世界最高峰と間違いなく言える。
  • デザインもよくなっている。
  • コントロールの良いラケットが多い。
  • 国内の販売網は実に充実している(売ってないところがない)

 

マイナスポイント

  • ツアー系は反発控えめ(これはメリットにもなりえる)
  • だいぶ他社と似通ってはきたが、相変わらず打感が独特
  • まだブランドにイモくさいイメージを持っている人がいる

 

総合的な

個人的おすすめ度:★★★★✬(5.0に近い!)

 

ここまで書いてると、
「当然ヨネ派なの?」
と聞かれそうですが、違います(笑)

でも、どのカテゴリーにおいてもYONEXを選んで間違うわけはないだろうなと言わせる、
「日本が世界に誇る一大ラケットメーカーです」
という言葉で締めくくらせていただきます。