こんにちはstelliterです。
以前から浸透している、皆さんもうご存じなトラックマン。
- ボールスピード(球速)
- スピンレート(回転数)
- アングル(打ち出し角度)
- クリアランス(ネット上のボールの高さ)
- レングス(飛距離)
試してみたいラケットで、ボールフィーダー(球出し機)を使用した手出しのようなボールを何球か打つ。
そしてその一打一打を上記のように各データ化し、その結果をラケットとプレーヤーの相性として評価する。
みたいな感じ。。
もちろん僕は試してみたことがありません。
これらデータって、最先端の測定技術を駆使しているのだから疑う余地などありません。
しかしこれが即ゲームに活かせる材料であるのかといえば。
???それはようワカランわな。。
と言わざるを得ないような気がします。
まず毎回同じようにポーンと飛んでくるボールを打った結果、、、っていう究極のベンチテストなのが解せない(プレー中のデータもサンプリングできるのかもしれないけど、それやってたら大変だものね)。
当たり前ですがテニスは一球たりとて同じボールは飛んでこないポイントのやり取りです。
だから上記条件下でのサンプリング数値でもって、
- パワーが出ないラケット
- スピンレートがイマイチなラケット
などと導き出されたラケットでも、プレーヤーに依っては逆にそれがコートに収まりやすかったりコントロールしやすかったりするなんてこともありそう。
だいたい、これらの数値でラケット性能を判断、、ってんならみーんなピュアドラみたいなラケットに行きついちゃう。
結構こう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
と、なんだか眉唾に感じてしまうstelliterですが、トラックマンが役に立たないのかというと絶対そんなことはないと思います。
何に最も役立つかというと購入に際し、消費者の背中を確実に押すということ。
AとBというラケットの両方を打ち較べる。すると必ず何らかデータ上の差が生まれる。
何度も言いますけど、その数値は信ぴょう性のあるデータです。
しかしどれも最近のラケットたちなんだから極端に差が生じることも考えにくい。
でも打ったユーザーはそのデータを見た段階で必ずラケットに優劣をつけ、購買意欲も沸く。ハナから興味があるからこそトラックマンを試してるんだもんね。
だから実際にその数値がコート上の自分のプレーにどのような効果をもたらすのか定かでなくとも、
『こちらのラケットの方が自分に合ってる』
と刷りに刷り込まれる。
もしくは悩んだとしても、そこまで試したのだから、一旦はどちらか・どれかを買うというところまでは行き着きやすくなる。
これはメーカーや販売店にしてみりゃ万々歳、販売打率は確実に上がるハズ。
なのでこういった最新データは販売促進に対し、コマーシャルの一部として、役に立たないワケがない。
という理屈がホントのところ、試してみたことが無いボクはそう思います。