こんにちはstelliterです。
どのショットでもいいんですが、みなさんグリップのどの辺握ります?
この写真、、
往年の名選手、ジーナ・ガリソン
すごい短く握ってますね、グリップエンドが見えるなんてもんじゃない。
両手フォアハンドの片手離した分くらい空いてる(笑)。
この超極短グリップ、メリットは、、
- ラケットを軽く、振りやすく感じる
- スイング自体は安定し、コントロール性は上がる
デメリットは、、
- リーチが短い
- 威力が出ない
ってとこでしょうか。
それにしてもガリソン、当時としてもそれほど大柄な選手でもないのにこのグリップ。よっぽどフットワークに自信があったのでしょう。
かたやフェデラーの握りはいわずと知れたもの。
思いっきりグリップの端っこ、手の平の真ん中あたりでグリップエンドを包み込むように握る。
このメリットは何といっても、、
- 遠心力を利用して威力が出る
- リーチが長い、遠くのボールに届きやすい
デメリットは、、
- ブルンブルン振れちゃうもんだからコントロールが安定しない
- 安定しないのを防ごうと逆に力が必要になる
こんな感じですかね、それにしてもフェデラーのグリップはすごいです。
よくすっぽ抜けないもんだ、さすがの大天才。
ラケットそのものが上記の効果を反映させているものも販売されてきましたからね。
👇プリンスのロングボディラケット
通常のラケットが27インチであるところ28インチ。2.5センチも長いってことです。
普通0.5インチロングバージョンは多いけど、その倍伸ばしてる。相当長いね。
そして逆に短いバージョン、こちらはそれほど販売されていませんが👇ヨネックスのVCORE 100S
26.5インチという、いわゆるショートラケット。
ジュニアラケット(26インチかな)と大人用ラケットの中間長さ。
回頭性の良さを活かし、スピン性能が上がる、、とのメーカー説明だった様子(ホントのところは知らんけど)。
しかしガリソンの場合、このラケットをグリップエンドで握ってもまだ余るくらいラケットを短く使用していたってことですな(笑)。
まあガリソンほどではなくとも、皆さん自分のプレースタイルに合わせ、なんとなく調整しているんでしょう。
工夫するのはとてもいいこと、個性が表れますね。
ちなみにガリソン、、
👆この超独特なリターンの構えが、、、ウケる。