ちょっとオカシイぞ:ハイブリッドの張り直しは出来ない『どアホな理由』とは

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こんにちはstelliterです。

今回は文字ばっかりであることと、テニスに多少なりとも携わってない方には『なんのこっちゃ??』という細かい記事内容であることスマン、、と先に申し上げる。

 

先日、お慕いするテニスブロガーさんのお子様のストリング事情に関連して、とっさに思いこのようにツイート。

 こちらのお子様の場合、セッティングそのものが合わなかったようですので、少しピントがズれた話であるとは思います。

 しかし当該ツイートのようなこと、、想像している方もしくはすでに実践してらっしゃる方色々おありかと思います。

 

例えばクロスだけ先に切れてしまった場合、切れたクロスのストリングだけ除去して、新たにクロスだけを張り上げる。

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(ちなみにこれがストリングのメインとクロスの意味ね)

大抵はポリ+ナイロンもしくはポリ+ナチュラルの組み合わせが多いですから、当然ポリではないほうが先に切れやすい(、、、と思う)。

そしてもしポリの方はまだまだ現役、ならばポリはこのまま再利用して、切れた側のストリングだけもっかい張っちゃえばいいジャン、、、てなバカでも思いつく発想です。

 

やるかやらないかは別としてですよ、、技術的な面としては絶対に可能なはず。なので先ほど『すでに実践してらっしゃる方』なんて申し上げた次第です。

 

技術的な面では絶対に可能なはずと考える理由は下記のとおりです。

  1. ストリングが切れた(メイン・クロスどちらでもいい)
  2. まずはそのままの状態でラケットをストリングマシンにセットする(固定する)
  3. 固定したら、切れた側のストリングのみ取っ払う
  4. ノットに関して:もし残す方側のストリングでタイオフしているならばここだけは最新の注意でノットをバラす(ほどくとか考えずニッパーで切る)
  5. で、あとは再ストリング
  6. ちなみにマシンは当然6点式を推奨(ラケット変形を最小にしたいため)

どうでしょう、、ノットのバラシ以外難しい、できない理由が見当たらない。

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ただしこれをショップでお願いするとどうなるか。

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いや~、残ったほうのストリングも絶対劣化しているはずだからすぐ切れちゃいますよ?全部張り替えたほうがいいですよ~

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ラケット変形しちゃいますよ?

この二つを言い渡されることでしょうね。

ま、そりゃそうですわな。普通の張り上げ方式ではないからメンドいと思われるし、片方だけの張り上げだからストリングの販促観点からもショップは敬遠したいところでしょう。

本当に万一のことではありますが、ラケットに何らか損傷を与える、、、、かもしれない。

もちろんその際は

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特殊作業ですので工賃も結構かかりますよ。あと、なんかあった時の保証はしませんからねー

と一筆書かせるに決まってますよ。

これは私もモノづくりを行なってる立場上理解できるし、正しいレスポンスだと思います。

 

しかしね、、、

某ショップのストリンガーさんがこのように申したそうです。

『マシンが壊れるからそんな(ハイブリッドの張り直し)張りは出来ない』

 

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俺

ハァ??お前なに言うとんねん

と思ってしまいました。

先にも申した通り『残りのストリングもすぐに切れるからやめといたほうがいい』なら大いに納得、、『メンドクサイ』が理由でも全然構わない。

『ラケットが壊れる・痛む・変形する』なら200万歩譲ってもいいです。

しかし『マシンが壊れる』とはどういったエビデンスをもって言っているのか。

 

彼らはプロです、、それでメシを食っているんだからストリンギング技術も私など足元にも及ばないであろうし、私も知り得ない機械的な事情があるのかもしれません。

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が、では素朴な疑問としてお尋ねしたい。

二本張りをする際、もしメインを張り終わり(大抵はメインから先に張ることが多いと思う)、クロス張りを万一失敗してしまったとき。

  • もちろんメインも切り捨てて全部張り替えるんですよね???
  • だってそうしないとマシンに著しく負荷がかかっちゃって壊れちゃうんですもんね???

このようにお尋ねしたい。

もちろんストリングの鮮度にもよりますが、片側のストリングが切れてもう片側は残っている。ならばラケットをそのままストリングマシンに固定して、切れたもしくは失敗した片側のみ取り外しもう一度張り上げる。

今回取り上げている内容とほぼほぼ同じ工程であるはずです。

じゃあおっかなくって新人ストリンガーには絶対に高級なマシンで二本張り(つまりハイブリッド)はやらせらんないね??だよね??

って話ですな。

 

『マシンに影響』というのはどうにも解せない。

そんな簡単に壊れるとか故障するとかを理由に持ち出すのはプロという立場を利用して我々素人を欺いているのではないかと思わざるを得ない。

大体、私の所有するピンキリでいう思いっきりキリのストリングマシンでも、おそらく今回の特殊な張り上げ方法を行なったとて

『ぜ~~~ったいに壊れない』

自信がある。

少なくとも俺は6点式マシンでなく2点式でも歪ませない・変形させない自信もあるヘタウマストリンガーです(裏技アリです)。

 

ま、1~2mmくらいはわかんないけど(笑)

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さておきあれですかね、、、ン百万円もするストリングマシンは高精度・高機能ではありますが、頑丈さにかけてはおっそろしく脆弱であるということなんでしょうか。

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こんなにごっついガタイしてんのに。

ま、先の質問に

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もちろんその通りだよ、クロス失敗したら必ず全部張り直しするもんだよ

と胸を張って回答いただけるのであればさすがプロフェッショナルと敬意を表します。

実態である舞台裏というのはブラックボックスです。知らないほうが幸せということもありますからね、、これ以上の詮索はしませんけど。

 

しかしまあここまで言ったら、もし身バレしちゃった日にゃstelliterのラケットには絶対張り上げしてもらえないんだろうな、当該テニスショップのストリンガーさんには(笑)。

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俺

心配せんでもエエで、、お前には頼まへんし店にも行かへんから。

今回はもちろん例のストリンガーから直接ではなく、間接的にお伝えいただいたことに対する内容ではありましたが、久々にオカシイぞ、、というかちょっとムカついたというお話でした。