こんにちはstelliterです。
自分としては後倒しにもほどがある記事を今回と次回にもってきます。
特に今回はまとめるのに苦労しそうだな、、という記事内容。
賛否あること承知の上で書き上げます。
それではいってみましょう。
❝テニスと卓球、並行していた私❞
最近ついに1年ほど握っていない卓球のラケット。
それまでは、基本的にウィークデーに毎日やっていました(1回30分くらいと短時間ではございますが)。
以前に後輩が会社から近い、歩いてすぐの距離にある体育館で日中の時間無料開放しているのを見つけましてね。
なんかテニスにも役立つかも、、ちょっとやってみっか
と始めたところ、これがなかなか面白い。
ちょっとハマると、そこはやや凝り性な私のこと。
すぐに自分専用のラケットも買いましてね。
それから約5年近くテニスと並行してやってました。
なんなら夜も残って場所借りてやってたくらい。
テニスの時間を割いてまでですよ、今となっては信じられない(笑)
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モチロン先に始めたのはテニスのほう。約2年ほどテニス歴のほうが先輩です。
でもね、、結局卓球は辞めました。
さて何故なのか、、理由はいろいろありますが何となくお気づきでしょうかね。
❝テニスと卓球の並行はやめたほうがいい、、、と思う❞
いきなりここで出します。
『テニスと卓球の並行はやめたほうがいい』
まったく個人的意見です。
何個か理由はありますが、マジメにそう思うことと、くだらないものの両方がございます。
ま、率直にマジメな方からいきましょう(笑)
(やめたほうがいいと思う理由①似て非なる部分において悪影響がでる)
テニスと卓球、、微妙な相関関係にありますね。
似ているような似ていないような。
両側面あるんですが、似て非なる部分において悪影響となり得ます。
『似て非なる』ってことは住み分けできるじゃん??
動作も変わるなら並行してテニスも卓球も出来るんじゃないの??
こういう意見も聞こえてきそう。
似て非なると前提しましたが、もちろんテニスと卓球は共通点もある。
- スピンのかけ方はラケット軌道など似ている部分がある
- 打球タイミングも同じ考え方が多い
- 短いボールの処理
特にこの3つはラケットの出方や角度調整に違いはあれど、方向性としては似ている。
そしてバウンド後の打球タイミングしかり、ライジングや下回転の打球方法(スライスの返し方)しかり。
コートと台、、大きさの違いはありますがルールもかなり似ているんですからそりゃ共通項は必然的に多くなります。
でもね、そこが落とし穴になる。
これは考えすぎな人(私のような人)にとっては頭がこんがらがってしまうことが大きな要因となります。
例えばテニスのトップスピンと卓球のドライブ。
下から上にラケットが移動しながら一瞬のインパクトでスピンをかける。確かに似てはいるんですけど、やっぱり微妙な違いもあるんです。
ラケット軌道の違いは特に顕著です。
如何でしょう。
卓球はラケットの軽さも相まってとにかくラケット面が『固定』されて振り上げられる。
面が一定の角度(45°くらいですかね)を保ったままボールを擦り上げる。
かたや皆さんご存じテニスのフォアハンド時のラケット軌道は、、
(こちらご存じジョコビッチ先生のフォア)
テニスのほうはラケット面が『動く』『暴れる』。
テイクバックからラケット面が
閉じて→開いて→また少し閉じて、、
みたいにちょっと複雑に動きが推移する。
どうしてもテニスラケットのほうが重いし長いし遠心力が働きますからそれらの影響を受けやすいんですね。
これは両方のラケットスポ―ツをやったことがない人には、伝わりづらいかもしれませんが結構違うものです。
卓球の感覚でテニスボールにスピンをかけようとすると、擦れ当たりが激増してなかなか前にボールが飛んでいかない、、ネットを越えない。
逆にテニスの感覚で卓球でスピンをかけようとすると、反対にスピンがかかりにくく台をオーバーしやすい(つまりバックアウトね)。
これは卓球プレーヤー側から見たらですが、『当たりがフラットで厚すぎる』ようです。
テニスプレーヤー側の認識からすると十分ボールへのラケットの当たり方を『擦って』当てている感覚で打っても、卓球プレーヤー側の認識ではまるで『当たりの薄さ??』が足りないみたい。
私も卓球にドはまりしている社の後輩に何度となく、、
Kさん、当たりが厚すぎます。面でまともに打っちゃってます
と何度言われ続けたことか(笑)
そ、そうなん??💦
なんて思いましたけどね。テニスの癖が抜けないものです。
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また卓球の場合『台の下からラケットを振り上げられる』というのが一番テニスと違う部分ですね。
これが究極に『薄い当たり』を実現させる、、つまりボールに対する入射角(垂直に近くまで)と加速距離を両立させられる要素の一つです。
テニスの場合これやろうとしても、地面に穴掘らないといけないわけでね(笑)
まずこれだけでもこんがらがります、私のように頭の固い人間にとってはね。
卓球でこうやったらうまくいったから、きっとテニスでも同じような感覚で実践できるのでは??と考えてしまう。その逆もまたしかりです。
それはお前が不器用なだけだろ
まったくその通りですね、弁解の使用もございません。
でも私より不器用な人もいるかもしれませんよ~~?(笑)
なので両方のラケットスポーツを一緒くたに考えてしまうとどうしても、『上手くいかない』『おっかしいなぁ』という違和感が生まれます。
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分けて考えなければいけないんです。
完全に切り分けられる人なら全然OKだと思いますが、二つに必要以上に共通的なものを見出そうとすると明らかにどちらかの『本職の足』を引っ張りはじめます。
両方やってる人で両方上手い人いるよ??
そう両方上手い人もいる。
私だってそこそこ卓球も出来るんですよ(笑)
でも大成する人はいないに等しい。
よっぽどセンスあふれる人でなければ私はまずおススメはしない。
もう一度言いますが、テニスと卓球のどちらかをレクリエーションとしてきちんと住み分けできるのなら止めはしません。
具体的に言えば、卓球やるときはカットマン、テニスやるときはフェデラーみたいにイケイケの攻めダルマとかね。
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とにかく私の場合はここで常にどちらかに迷いが生じてしまうことから、『じゃ、卓球やめよっと』と踏ん切りがついたのでスパッと辞めちゃいました。
別にもったいないとか思っていない、、テニスに注力できるんだもの。
(やめたほうがいいと思う理由②卓球も結構道具高いヨ)
一気にくだらない理由になり下がりましたね(笑)
いや真面目に言うと、
『結構卓球も道具代が高い』
やるからにはキチンとした道具でプレーを楽しみたい。
テニスも卓球も同じことですよね。
でもね、、、卓球も結構道具代高いんですよ。
例えばラケットなら下は5000円から選手モデルとかになると2万円とか。
そしてラバーも3000~8000円くらいする。しかも日本ペン式でなければ両面に貼るのでラバー代は当然その倍する。
そして極めつけ!と思ったのがボール代。
例えばどうでしょう、硬式テニスボールなら大体1球120~150円、高いフォートとかも300円くらいでしょうか。
で、ここで普通の感覚なら『卓球のボールでしょ?1球せいぜい20円とか30円くらいなんじゃないの??』って思いません?私はそう思っていました。
逆です。卓球のボールのほうが『全然高い』
星の数でグレードが決まっていて、3スターと言われる所謂『三ツ星』が一番上。最も試合で使われるボールとされているのですが、そのボール
『1球200~300円』です。
(こちらニッタクの3スター、、12球入りで3440円、なので約一球300円💦)
これは衝撃でした。
アホな、、ピン球やでたかがピン球!300円てなんやねんそれ💦
これが本音でしたよ。
消耗品もラケットにかかわる道具も案外テニスと変わらないくらいにお値が張るんですよ。
なので金銭的負担もテニスと変わらない。
コート代、、いや台使用料くらいですかね、、テニスほどお金かからないのは。
ま、これは潤沢にお金をお持ちな方ならどうぞ存分に『テニス・卓球』の両方をお楽しみください。
糸目をつけずにね。
❝テニスと卓球の並行、、役立つ面は??❞
これはもちろん存在するでしょう。
まずはスポーツという枠組みで考えれば共通点しかないわけで。
闘争心や戦術、前向きな姿勢を養うなど、双方にとっていい効果をもたらすはずです。
しかし、両方ラケットスポーツを選択する必要もないと思います。
例えば私見になりますが、私が勧めるのであれば同じスポーツでも
- バスケ(ストップ&ゴーによって足腰を鍛える、、でも激しいからほどほどに)
- 総合格闘技(全身運動の極み、怪我が怖いけど闘争本能も養えそう)
- 水泳(心肺機能を高められそう)
こういった競技はテニスと比較してメインで使う身体の部分が微妙に違うわけです。
並行活動するのであればむしろ卓球よりもテニスに良い影響を与えるのではないでしょうか。
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もっと言うならスポーツでなくてもいいですよね。勝負事であればなんでもいいという考え方もできます。
囲碁・将棋、、なんならギャンブルなんかもいいのではないでしょうか(私はやりませんけどね、、これについては機会があればまた後日) 。
勝負所を見定めるという意味でね。
❝テニスと卓球の並行、、好きならやりゃいいけどね❞
それでも両方やってる人はいますしね。
とても器用だと思えます。技術も気持ちの置き方もね、楽しんでらっしゃるんですよきっと。
要はキチンとレクリエーションとして捉えられれば問題ないし、私のように入れ込まなければいいだけ。
ちなみに硬式テニスとソフトテニス同時並行の人なんかもっと尊敬しますよ💦