走り幅跳びにちなむ:テニスの『ンなのズルいよ』的ルール改正といえば?

こんにちはstelliterです。

 

先日、走り幅跳びのルール改正が話題に。

news.yahoo.co.jp

ほとんどの方が、往年のスーパースター、ルイス氏の意見に賛成。

 

踏み切り板手前のテイクオフゾーンにドンピシャ合わせ、かつ飛距離を競うことこそ走り幅跳びの醍醐味だろうってのが大多数なようです。

しかしね、ボクは

これはこれでおもしろいんちゃう?

正直どっちでもそれほど変わりないのかも

なんて思いますけどね。

未来永劫根付くルールかはともかくですけど。


『これはこれでおもしろい』っていうのは、確か陸上競技ってより速く、より高く、より遠くへってキャッチフレーズあったじゃないですか?

それを簡単に表現するなら、むしろ飛んだとこから測って誰が一番遠くまで飛べるの?という考えもどうしても思い付いちゃう。

球技との比較ですが、陸上は身体能力の延長線にあるという印象が強い。

誰がかけっこ一番なの?

誰が石投げ一番なの?

なんて想いがあるもの。

 

30年以上前にUFCが立ち上がり、今もって人気があるのは、それまでの制限だらけのファイトルールより、リアルに喧嘩だったら誰が強いの?っていう興味が、格闘技をよりシンプルかつわかりやすいものへシフトしていったようなもん。


そしてもう一つの、『どっちでもそんな変わりないのかも』という部分。

 

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踏み切り板に合わせて飛ぶってのを無くしたら、力やスピードさえあればいいって競技になっちゃうだろう

なんて意見、、、果たしてそうなんですかね?

さすがに助走区間くらいは厳密に決められてる、踏み切り板合わせの要素がなくなっただけ。

そのうちまたきっと、そのルール範囲内での遠くへ飛ぶ技術の競いあいになると思いますよ。


かつての世界最速サーバーであったロディックは世界一の筋力やスピードを持ったアスリートだったでしょうか?そんなことないですよね。

確かにロディック、優れた身体能力がありましたが、それに加えラケットを最加速させられる、ボールに力を伝えられる技術も持ち合わせた選手だったというほうが正しい。

 

ウェイトリフティングが

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単に力があればいいだけの競技だろ?

なんて思いますか?んなワケない。

バーベル挙上するのにタイミング合わせや力点の掛け方(っていうのかな)など、メチャクチャ技術が必要な競技です。

 

どこまでいっても最後は技術の競いあいになるはず。


でもテニスでいう、そんなのつまんなくなっちゃうよ的な仮想ルール改正っつったら何になりますかね。

 

球技はプレーゾーン、プレーエリアがより厳格だし、それら範囲内でボールをスピーディーかつ正確に操ることを主とする競技。

だからあまり力任せなプレーが活きるルール改正は難しい。

 

それ差っ引いてあえてのって言えばそうだなぁ。。。

サービスラインの撤廃とか?

(👆ここまでダイレクトに飛んできてもイン判定w)

シングルスエリア内なら入ればフォールトじゃない、どこでもインプレーみたいな。

 

そしたら、とにかくメチャ速サーバーの天下に。

こりゃ大先生、引退早まったことしたなーってなるね(笑)。