こんにちはstelliterです。
二日前のニュース。
私的に大好き、皆にも愛された『大先生』こと、イボ・カロビッチ選手が引退。
サーブに関してでほぼすべての自身のキャリアを語れるほど、サーブ特化かつ偉大な選手。
バスケで言う『ほぼ7フッター(7feetね)』、211センチというツアー最長身から放たれる異次元サーブ。手に持つラケットがしゃもじに見えるともっぱらウけてた(笑)。
あのフェデラーをして、
彼のサーブだけは、他のビッグサーバーとはまったく別物として考えなくちゃならない。
と言わしめた。
とにかくサーブに関するすべての記録が目を引きます。
通算サービスエース数はまだ歴代一位かな。これはカロビッチの試合数の少なさから考えると、もはやだれにも更新されないであろう大記録。
イズナーや往年のイワニセビッチなど、世界ランク一桁台の選手に較べると試合数かなり少ないハズだから。
セカンドサーブ速度232キロも、もはやお笑いレベルの珍記録ですよね。ダブルファーストにも程がある(笑)。
ほかにも一試合のエース記録78本とかね、笑っちゃうくらいたくさんあります。
ロングキャリアなテニス選手は大抵ダブルス主体の選手が目立つ中、シングルスをメインに活動し44歳まで現役を続けられたのは、この長身+サーブ特化職人スタイルを貫いたからこそ。
(👆は奥様かな、、彼女もけして小柄ではないと思うw)
アガシ、ヒューイット、フェデラー、ジョコなど、現代のATPトッププロたちのリターン技術進化はこの20年近くで急激に進歩したと思う。
なので、サーブ一本で世界ランク14位、まで上り詰めたんだからスゴい。ツアー優勝8回も立派なもの。
引退後はやはり指導者に転身するとのこと。
余談ですが、地元クロアチア人は平均身長も高く、ビッグサーバー選手も多い。
2.5、、いや3m級の大巨人若手選手の育成にぜひカロビッチのサーブ技術を活かしていただければ。。。
20年間トップ5は安泰だと思う。
大先生、お疲れ様でした