テニスをやっていて『最高だ!』と思える瞬間なんて90%無いのにね・・

こんばんはstelliterです。

 

テニス、楽しんでいますか?『最高だ!』と思えていますでしょうか。

そしてそれってどういう瞬間に思えるでしょうか。

  • ライバルに逆転勝ち
  • 打ちたかったショットが決まった
  • 素敵な出会いがあった(これは瞬間じゃねぇか)

いろいろ最高な瞬間を味わえそうな要素はありますが、それってそうそう長続きもしませんし頻繁でもないですよね。

 

逆に、

  • 今日調子悪いなぁ
  • なんでこんなにサーブが入らないんだろう
  • 肝心なトコでまたミスだ・・
  • あの人とペア組みたくないなぁ、、なんなら会いたくもない

最後のはともあれ、こういうことばっかりじゃないですか?

ポイントやスコアを形成するほとんどがミスです。

ミスしても『最高だ!』なんて思える人、稀ですから(笑)。

 

上手くいかないことのほうが多いのがテニスです。前述のイイこと続きで『最高だ!』って思えることなど90%は無い。

いやもっと無いかも。


その上手くいかないことでほとんどを埋め尽くすテニスを、貴重な余暇に持ち込んで私たちは活動している。

 

他の趣味であれば、何かしら発散できる時間のほうが長くを占めるんじゃないかと思うんですよ。

グルメでも旅行でもお酒でも、音楽・映画鑑賞でも読書でも。

 

もしかしたらスポーツってジャンルが全般そうなのかな。初学者段階ではメキメキ上達を感じられても、のち上手くいかない時のほうが多くそして長い。

 

そして個人競技、団体競技の違いもあるかもしれない。

たとえば野球とかサッカーであるなら、悔しいミスをしたときに仲間が励ましてくれたり、色々な局面で支え合ったりということもある。

 

かたやテニスはせいぜい二人、基本一人です。そして試合中はメンターなど存在もしない。

 

テニス程メンタルにくるスポーツはないと言われています。

トッププロたちは自分のふがいなさに苛立ち、時にラケット破壊に及ぶ。

彼らの場合生活がかかっています。プレーの自信だけでなく経済的余裕など、時に根こそぎ失うワケですからなおさらです。

 

ボクらの場合、いつ辞めたって構わない。引き留められるしがらみなど一切ない。

それでもテニスを続けてるんだから、イイこと悪いことすべてひっくるめて愛しているんでしょうね。

ボクも含めて、みんな変わった人たちばっかだ(笑)。