短所克服が長所を消す?

こんにちはstelliterです。

 

先日、地元のライバルSさんにお相手いただきました。この方とは本当に対戦数が多く、お互い手の内を知りに知り尽くしている。

 

ある程度練習したあと、ゲーム開始。

第一セットはあっさり頂いたのですが、そこからSさんの猛反撃にあい、第2セットは1-6、最後も1-4で時間切れ。

この日はSさんとの対戦相性の良いオムニだったというのに圧倒されました。

開催終了後少し感想戦(←将棋みたいでしょ)。

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ハードではSさん、オムニではボクに分があるのに今日は圧倒されました。

ボクも調子はよかったと思うのですが。

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Sさん

なんかKさんのいつもの低く直線的なスライスが少なかったですね。

それでラリーが続けやすくなりミスが減って助かりました。

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え、そうでしたか。

スライス主体だけではなぁとレベルスイングからのフラットショットも取り入れようと取り組んではいるんです。

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Sさん

そうなんですね。逆にいつものKさんのプレーとは違ってやりやすかったです。

いつもしてやられるあのスライスをどう攻略しようかなと昨晩も考えてましたから(笑)。

 

このような振り返り。

 

スライスは基本的に安定はしても、相手から時間を奪うのには向いてない。

なので何かしら展開力を上げんと、薄グリップでもまだ打てる、レベルスイングなフラットを最近意識的に多用しているところでした。

でもまだ完成度が低く、却ってそれが最終的なゲームメイクにそれほど貢献はしてません。

 

仮にもっと形になってきたとて、普通のプレーヤーぽくなっていく。

 

stelliterの『らしさ』というか、短所を克服・補おうとして、逆に長所を消してしまうのかな。


若き日のアンディ・ロディック。

世界最速破壊的サーブからの爆速フォアという三球目攻撃はまさにワンパターンとはいえ、それが彼の代名詞であり、相手には脅威だった。

www.stelliter.info

しかしそこから安定指向へのシフトチェンジを試みてからというもの、逆に成績は下降していったように感じます。

まぁ常に進化し凌ぎを削りあうATPツアーの世界、それだけが勝てなくなる理由じゃないでしょうけど、アメリカンバカスタイルを貫いたほうがよかったのでは、なんて思います。


なかなか難しいっすね。

しかし引き出しを増やす・増えるのはデメリットではないし、プレー全体の質も低くはなかった。

 

先は長いですが、まだまだ自分に負荷をかけ続けて、新しいstelliterの構築を目指したい。