脱中級テニス🎾『心』は強く鍛えられるか?

こんにちはstelliterです。

 

メンタルという言葉はあまり好きではないので、あえて『心』という言葉にさせてください(カテゴリーは『メンタル』ってなってっけど)。

 

スポーツでもなんでもとにかくすべてを支配する『心』。

これが強いか弱いかですべてが決まる、とさえ言われます。

 

  • 心が弱いからミスが増えた
  • 心が弱いから思い切れなかった
  • 心が弱いから負けた

もう少しメンタルが強ければなぁなんて四方八方で聞くセリフ。

そうすると『自分も心を強くしなければ、心を鍛えよう』と一念発起する。

そしてまたくじかれる、、など。

 

こういった状況における心。

ありふれた持論ですが僕は結局、心なんか強くはならないと思っています。

鍛えることも出来ないのではないでしょうか。


追い詰められたゲーム展開、そして相手のマッチポイント。

こんな時必要なのは、、

開き直りに近いような負けん気根性でしょうか?

どんな状況でも『俺は勝てる』と思い続けられる強靭さでしょうか?

何とも思わずフルスイングしまくれるネジの外れた思考回路でしょうか?(ちょっと変だな言い方がww)

 

そんなこと出来るわけありません。

 

じゃあ私のように心の弱い人間は心を鍛えることは出来ないのか?と、もし問われたら、

『心は鍛えられない。でも視点や想う方向を変えることは出来る』

と答えると思います。


私はいつも追い詰められたとき、ここは勝負時と思える時こそ、

『100球ラリーしてやる』

と言い聞かせています。

自分に出来ることに注力する以外何があるっての?という風に視点を変える、そしてそれを遂行するのみです。

 

昔はこれができませんでした。

やけになったり、諦めムード満載。淡泊なプレーでゲームを終えるということが多かったです。

 

このような変化を『心が強い、鍛えられた』というならそうなのかもしれませんし素直に嬉しい言葉です。

 

しかし視点を変えるようにしただけ。

『それで勝てるようになったのかよ?』

と聞かれたらそれも否定せざるを得ませんしね。

テニスそのものの技術は低いままだし、ここばっかりは覆せない事実だから(笑)。

 

しかし心が鍛えられていない、だから負けたんだというのはまた別の話。

悔しいけど単にテニスが弱いだけ。

『負けた自分を慰めるなんて死んでもしない。でもやることはやった』

と思えたら本望でしょう。