弱気になっちゃダメだ!と言っても『弱気の虫』は治らない

こんにちはstelliterです。

 

大事な場面でチャンスボールや何でもないボールをミスした時、

『なに弱気になってんだよー!』

と自分を罵倒する人は多いです。


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先日お相手いただいた方も連呼してましたね。

 

落としたくないポイントだからつい『置き』にいってしまうんです。

 

で、置きにいってネットしたりアウトしたり、中途半端なショットになって相手に余裕で拾われたりして、悔しいったらない。

 

こういうときに『弱気になった』と自分を振り返るんです。

 

『次は絶対弱気になっちゃダメだ』

と反省するんですが、やっぱり時間が経つとついついまたホントの自分が顔を出す。


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そして『あー、またチビった。。。』となる。

 

別にビビった、弱気になった、でもイイと思うのですが。

 

『弱気の虫』は簡単には治らない。


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皆が皆、バシッ!!と打ち込めるテニスをして強くなったというわけじゃないと思います。

 

トッププロがどの局面でも一見スゴいボールを打っているように見えるのは、基の技術レベルが恐ろしく高いから。

内なる性格の部分が弱気か強気かなんていったら、スゴい弱気な選手もたっくさんいるハズ。


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ナダルは猛牛のような闘志に見えますが、その実メチャクチャビビりなのかもしれない。

 

どんな性格でも弱気でも強気でも、その人なりに考え、戦い、楽しめるのがテニスってもんです。

 

私は改めるまでもなくビビり、弱気の虫の塊みたいな男ですが、別に恥ずかしくはない。

それでもある程度戦ってきてますから。