ローマ一回戦のナダルに見る『現ツアーのレベル』

こんにちはstelliterです。

 

昨日ナダルのローマでの一回戦をリアルタイム観戦。

フルセット3時間超えの激戦の末なんとか勝利。

 

翌日のATP公式HPで勝利後のインタビューが掲載されていたので、読んでみると

『ベストとは言えないけど、なんとか勝つ突破口を見いだせた』

『この2年まともにテニス出来ていないし浮き沈みもある。でも今日よりもっといい出来でプレーすることは可能だ。』

みたいなstelliter和訳。

ナダル自身、現段階では好調と感じていない中での苦戦といったコメント(一部だけど)。

 

しかし、サーブも1stは200キロ近くまで出ていたし、昔は弱点とされたバックハンドもバズーカの如くな威力とキレ。

ボクにはナダルの調子はけして絶好調ではありませんが悪くもなかったと思えました。


確かにマスターズ1000ですから、GSに次ぐハイレベルな大会。

 

しかしさすがにまだ一回戦ですから相手は予選勝者であるBergsというほぼ無名、100位台のベルギーの選手。

そんな彼相手に加えて、最も得意とするクレーでナダルは最初のセットを落とし、取った残り2セットもそれなりに競った。

 

まぁ今回は相手もある程度絶好調であったとしても、無名選手がここまでナダルといい勝負をする。

 

それが現ツアーレベルの高さなんじゃないかな。

 

怪我の多さや回復が間に合わないなどもありますが、ナダルが引き際を『今年まで』と決断したのはこういったあたりも理由の一つなんだと思う。