テニスにおける『何をやらないか理論』

こんにちはstelliterです。

 

『何をやらないかを決めるのは何をやるかを決めるより重要』

ジョブスの言葉でしたっけ(ジョブス以外も言ってるみたいだけど)。

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有限な人生の中、やることを絞るべきだろって教えですな。

 

じゃあテニスではどうだ?

テニスにおいて何をやらないか。何を捨てるのか。

 

うん、、ここは非常にアップル創業者の教えを貫いているstelliter(俺windows派だけど)。

 

私がテニスで捨てているもの

  • ダブルス
  • ボレー
  • グリグリトップスピン
  • バックハンドスピン
  • 戦略的なゲームプラン

どうです?

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お前よくこれでテニス成立させてるな?

って不思議でしょう?俺もそう思うよ(だから弱いんだって)。


大抵ゲーム前のアップの際、、

ショートやってロングやってボレストやってスマッシュちょっとやって、サーブ少しだけ打って、はいゲーム。

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とりあえず一通りすべてのショットをこなしてゲームにという流れです。

 

しかし私は、お相手にはすべてやってもらったとしても、自分はボレストはまずやらない。スマッシュもやるかどうか(だってサーブ4球でスタートでいいもん)。

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あれ?Kさんボレーはやらないんですか?

と聞かれても、、

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あ、大丈夫っス~、ゲームやりましょうよ

とお返しする。

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いやいやボレストの突き球(ストローク側ね)がやりたいんですよ

とリクエストされた場合のみ、しぶしぶお付き合いする程度。

ま、つまりは先に羅列した技術の中でも、特に前における仕事はすべて『捨てている』んです。

どうしても前に出る・そういう局面になることはあるため、その場合は気合で乗り切る。

 

その代わり、それ以外の自分のジャンルに特化しそこにオモクソ注力する。


先日の最強opponent話の余談。

お相手いただいたTさん、私にしたら県大レベルの超強豪でしたが、お話伺うにほぼテニス観が私と同じ。

ダブルスも前での仕事も全くと言っていいほどやらない。

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完全にベースライナーのシングルスプレーヤーとして自分を確立し、『何をやらないか』をはっきりさせている。

しかしそのスタイルでも県大レベルまでたどり着いている。

 

迷いがないことこの上ないですね。

 

Tさんと私では月とスッポンほど力量の違いがありますがそれでも思うベクトルは同じ。

『何をやらないか理論』もフェーズによっては大いに通用すると勇気づけられますね。


最初はすべてを教わるだろうし、センスある方はすべてをそつなく自分の中に取り込んでいけるんでしょうけど、私のように不器用なプレーヤーだってゴマンといる。

 

何でもできるに越したことはないけど。。。

『何をやらないか』を決め打つことも時には必要って思います。

 

時間は有限でっせ。