脱中級テニス🎾ラケット:どこのメーカーのグリップが好きか??

こんにちはstelliterです。

 ちょっとラケットを握ることに慣れてくると誰しも感じているはずの、

『メーカーごとによるグリップの違い』

太い・細いや扁平感(なんだ扁平感って😅)。

ちょっと細けぇ、私個人が持つ各メーカーにおけるグリップの印象をこれまで打ってきたことのある経験を基に少しお伝えしようかと。

❝メーカーごとに何故グリップの違いが生まれるのか❞

 いろんなメーカーのラケットを打っていると何となく違いって分かるもんですよね(キャリアの浅い人でもすぐわかるようになります)。

しかし何故メーカーによって同じグリップサイズでもこれほどはっきりわかるような違いがあるのでしょうか。

それはこうです、、

『わかんねぇよ、メーカー独自の意図でしょ??』

なんと身もふたもない(笑)。

そう、理由なんてうちらにはわかんない。

グリップサイズ インチ mm
「1」 4と1/8 105
「2」 4と1/4 108
「3」 4と3/8 111
「4」 4と1/2 114

 一応はこのようにグリップサイズの基準は設けられています。

しかし実際は、本当に各メーカーきちんとこの寸法基準にのっとって製造しているんだろうかというくらい、握った感じが違うものですが、これは考えてみれば当たり前。

メーカーとしてもグリップもラケットの特徴の一つとして違った特色を出していこうとするものなんでしょう。

❝各メーカーのグリップの特徴❞

(ウィルソンのグリップ)

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  • 握った太さ:普通~やや太い 
  • 扁平度:正八角形~やや扁平  

ウィルソンのグリップを最初に持ってきたのは、一般的に扁平度や太さが最も標準的、一番無難であると認識されている気がするからです。

しかし後半の項でなんとも表現しがたい、私的なウィルソンのグリップ評価を記します。

なのでここは手短に(笑)。

(プリンスのグリップ)

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  • 握った太さ:細い
  • 扁平度:正八角形に最も近い 

ラケットメーカーのイメージ通り(?)、女性にとても向いているグリップのように感じますねプリンスのグリップは。

同じサイズでも各メーカー中、一番細い部類ですし丸っこく感じやすいほとんど正八角形な形をしています。

手にしっくりきやすいです、、しかし男性ウケはどうなんでしょう。

あと、細かいプレー・タッチに優れている感じがするのもその丸さからなんですかね。  

(ヨネックスのグリップ)

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  • 握った太さ:普通~やや太い(ウィルソンと同じかちょっとだけ太いくらい) 
  • 扁平度:正八角形~やや扁平

ウィルソンと同じ、、同じではないけどかなり似ています。
太さに関しては、最近のヨネックスのラケットは以前と比べてほんのちょっとだけ太くなったような話を聞いたことがありますし、実際私もそう思いました。

でもウィルソンとそれほど違わないですし、この両メーカー間でラケットチェンジする際は形状上、ほとんど違和感は感じないと言えます。  

(バボラのグリップ)

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  • 握った太さ:太い(ウィルソンやヨネックスよりも) 
  • 扁平度:正八角形~やや扁平

バボラのグリップは特徴ありますよね~、まず何といっても太い。それだけでも立派な特徴であり、手の大きな私にとってはなによりメリットです。

そして皆さんがおっしゃるほど真ん丸正八角形という印象もないんですけどね。ウィルソンやヨネックスとそれほど変わらないと私は思うんですが。

しかし、この太さだけは違います。プリンスとの比較なら明らかに1サイズ近い差があると感じられるんではないでしょうか。

 そしてもう一つ、、個人的にバボラのグリップは

『フォアハンド側の握りが厚くなっていく傾向にある』

そんな気がするんですが、気のせいですかね。

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(グリップ厚い、プレーもハンパなく熱いドミニク君)

だとするとやっぱり正八角形に近いってことになるのかな・・

(ヘッドのグリップ)

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  • 握った太さ:やや細い(形状的にそう感じてしまう) 
  • 扁平度:ド扁平💦(スピードとか一部通常形状もあり)

ヘッドのグリップといったらもう説明の必要もないくらい特徴のある『ド扁平グリップ』。

最近は通常形状も併行発売されているようですが、当記事では扁平グリップを前提にしましょう(でなきゃヘッドである意味がない)。

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他の海外記事でも上記のA/B/CのBのように説明されるヘッドのグリップ。いかに違いがあるかがわかるってもんです。

明らかにイースタングリップに向いてますよね。逆にフルウェスタンとかだと手の平とグリップの間に隙間が出来そうなくらい『真ん丸じゃない』。

これも好きな人にはハマるよう、、でもその形状からなのか握った感じは細目と表現する人が多いです。私もそう思います。

(ダンロップのグリップ)

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  • 握った太さ:やや細い(なんの特徴もない) 
  • 扁平度:プリンスほどではないが正八角形に近い 

最後にスリクソンも含め私イチオシのメーカー、ダンロップ。

しかしね、グリップに特徴がありません。

やや細目で他は形状にも握り具合にも特筆するところが全くない。

う~んイマイチすぎる、、可もなく不可もなし。

❝個人的に一番好きなグリップのメーカーは??❞

 もっとブリヂストンやトアルソンなんかも取り上げたいところですが、今回は長くなるし割愛します。

そして特に『聞きたくもねぇけど』といわれそうですが、個人的に好きなグリップをお伝えするとウィルソンのグリップですかね。

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手が大きいんでしょ?バボラじゃないの??

となりそうなところですが、ウィルソンのグリップの項でも前振りしたように、なんとも言えない握り心地のよさがあるんです。

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(一度は打ってみたいプロスタッフです)
表現に困るんですが、フィット感?フィーリング?

この良さがウィルソンにはある。

、、、ように感じるとしか言えない(笑)。

❝グリップサイズは洋服みたいなもの❞

繰り返しになりますが、グリップにも数値にのっとったグリップサイズの目安が存在します。

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にもかかわらずこれほど違いがあるのですから、ほとんど洋服と同じですね。

MでもLでもブランドが違えば全く違う人が着る洋服になってしまうくらいです。

揃えようと思えばいくらでも揃えられそうなものに対し、逆にこれほどの違いをあえて設けるというのはメーカーのこだわりなのか、それともプレーヤーのニーズと捉えているのか。

でも、一番困るのはアレですね、、

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このラケット打ち味とかドンピシャなんだけどさぁ、、、グリップが○○だからチョット、、

 まさに洋服とおんなじだよ💦