テニスでメシ食う敷居の高さをゴルフと較べて考えてみた

今テニス界で渦巻いている問題👇

 

news.yahoo.co.jp

一見トッププロがまた賞金あげろとか言ってんのか?と思えば全然違う。

下位選手にも賞金を行き渡らせるようにしろというメッセージです。

 

まぁならヨシってとこですが相変わらずテニスで、しかも『それ一本で』メシ食えるようにしていくことがどれくらい大変なのか。


さて、チーム競技ではなく、あくまで個人競技におけるそれ一本でメシ食うレベルってのは他にどんなものがあるのか。

 

すぐ思い浮かぶのはゴルフ、そして同じラケットスポーツで考えると卓球およびバドミントン。

バドミントンはようワカランのでおいといて、今回はゴルフで比較してみた。

 

例えばアメリカのPGAツアーを比較対象にすると、彼らの世界は相当手厚い。

最低獲得保証金という、一応シード権を持っている選手にはセーフティネット的システムがあり、これがバカ高く50万ドルとかいってるから現レートで考えて、この時点ですでに7500万円ほどになる。

PGAのシード権保有選手はだいたい120人くらい、だから120位でも獲得賞金も含めればどうあがいても億は絶対に超える。

 

そして年金制度もある(これがアホほど好待遇、タイガーとか300億円?とかはあるらしいじゃん)。

 

さらに言えばPGAは年間50弱ある大会のうち90%以上をアメリカ国内、もしくはせいぜいお隣のカナダで開催される。

まぁ一部ハワイなんて遠方もあるがそれは例外。

基本バスや車移動も可能な地続きであり、とにかくテニスのATPに較べりゃ主戦場が圧倒的に狭く(まぁそれでもアメリカ大陸は広いけどね)、遠征費が安い。

 

テニスは世界中が戦いの場だからアホみたいに金かかるし、長距離移動による身体への負担も過酷。

あと単純にゴルフみたいなレジャーの延長とは違って、テニスは競技自体に求められる身体能力とタフネスさが天と地ほど差がある、、こんなこと言ったらゴルフファンには怒られるけど、絶対事実。

 

そしてこれは今回シナーたちが訴えている主問題ですが、1大会における全収益中の選手へ割り当てられる賞金比率もゴルフは高い。

テニスは20%前後(GSは10%台だって、酷い)なのに較べだいたい33%、結構もらえてるでしょ?


そしてどうしたって厳しいなと感じるのは、テニスは例えばランキング50位とか100位とかの選手が仮にどんだけ絶好調でも、初戦でいきなりシナ―やアルカラスと対戦させられたりする。

当たり前ですがテニスはサシの勝負ですから、これをやられると目も当てられない。高確率でイチコケするからほとんど賞金を積み上げられずトボトボとお帰りコース。

 

かたやゴルフは基本自分との戦い。

いやホントは自分以外のプレーヤーとスコアを競うことにはなるんだけど、少なくとも直接的な相手はあくまでコース、、だから皆公平といえる。

つまりはガチャ無し環境であるから、最強選手ではないとて絶好調であればトップ10フィニッシュなんてできたりすることは大いにありえる。

要はテメーが頑張れば、毎週ある程度の賞金を稼いで翌週を迎えることを期待できる。

 

まぁ競争が激しいことにはどちらも変わりはないんだろうけど、このような状況・条件を考慮すると、テニスプレーヤーがプロとして食っていくのがいかに厳しいのかがわかるってもんですね。