選手とツアー運営側の対立

こんにちはstelliterです。

 

数日前のYAHOOニュース👇

news.yahoo.co.jp

昨今のツアー事情は男女ともにとても過酷で、選手たちは日々不満を漏らしていることに対し、イングランドで有名らしいご意見番が、

『自分らの食い扶持を悪く言ってちゃイケナイよー』

言い方に多少配慮しているとはいえ、要は高ぇカネもらっててガタガタ言ってんじゃねぇって言いたいんだろうなということ。

 

おおよそ選手ファーストでないという批判が多いけど、一方では業界の見識者から賛同も得ている。

確かにTOP30とか上位の選手の賞金額はとにかくハンパない。

先日のサウジで行なわれたエキシビ大会なんて、参加するだけで2億円とか意味不明のオイルマネーでスポーツ界を賑わせたもの。

 

なのでいまのツアー制度においてランキング200位以下、つまり今必死のパッチな選手にすりゃどうでもいい話なのかも。

出れる大会は出れるだけ出てポイント稼ぎたい、賞金も稼ぎたい。

しかもそういったフェーズの選手はみんなまだ若いしスタミナ豊富であろうから、大会数が多い分には大歓迎、困りませんってね。


ただ出場義務のある大会をキャンセルすることにより、ポイントプロテクト出来ないのは仕方ないとしても、罰金制度は納得いかんだろうな。

『ポイント要らないって言ってんだから、何も金まで巻き上げなくたって』

と言いたい気持ちは良くわかる。

 

ボクはあまり詳しくないので、AIのジェミニ君(←最近コッチもお気に入り)にお尋ねしたところ、特にWTAに関してはもっと厳しく、出場義務大会をキャンセルしたら、他の義務大会で稼いだポイントからも差し引くという恐ろしいシステムらしい。

ホントかこれ?

男尊女卑も甚だしい、、、WTAさんよ、可愛い女の子たちイジメちゃいかんよ。


さて選手目線で言えばこんな感じ、しかし大会運営側にすりゃ、

『キミ(看板選手)が来るっていうからチケット売れるのにドタキャンはないよねぇ、、、、スポンサー離れにも繋がっちゃうし💧』

という切実な悩みもわからんでもない。

傍からみたら経営者の苦労ってのは大衆は理解できないもんですから。

 

年々アホみたいに賞金がうなぎ上りで一見景気のいいテニスツアー、しかしながら双方平行線である溝はなかなか埋まらん。

選手も運営もどっちが欠けても成立しないのがプロスポーツ。