トップヘビーなラケット(デカラケ)の特性を活かす

こんにちはstelliterです。

 

かつてウィリアムズ姉妹や錦織君がウィルソンのハンマーシリーズを使ってた。そして彼らに憧れ、一般ユーザーも使ってた。

しかし今やだいぶ減りましたね。

 

というか、こういったハンマーシリーズのようなラケットはほぼ製造そのものがされていない。

 

トップヘビーなラケットと言えば数値的にはバランスが340㎜~くらい、、イーブンより上目(ラケット全長の真ん中よりヘッド側)に重さの中心があるラケットのこと。

今のラケット市場もだいぶ多様化してきたとはいえ、100インチ前後、300ℊ前後が主流であるプラチナスペック~ピュアドラスペック~ツアー系において、バランス340㎜~なんて激重ぶん回しラケット売ってない。

 

現代のスタイルにマッチしていないのか、需要が無いでしょうね。


じゃあトップヘビーなラケットってもう販売されてないのか?

ンなはずない、、簡単な話しデカラケがありますよね。

340㎜はおろか360、370㎜なんてのもある。これはラケット単体の重量が250ℊ前後みたいに軽いからこそ成立する設計。

 

デカラケオンリーなトップヘビーラケットの魅力は何と言っても軽いのに打ち負けないスイングウェイトにある。

トンカチみたいに先端に重さが集中してるわけだから、ここに当たる分には勢いのあるボールでも圧されることなく返せる。

 

確かに先端が重い分、大きく速いスイングには不向き。

要するに動かしづらいラケットってことですが、この特性を逆にメリットと捉える。

 

コンパクトかつ振り回さないボレーの時にビタッ!と安定、そしてボレー以外のショットもボレーみたいに扱う。

ハードヒットではないけれど、パンチショットで最低限勢いのあるボールを生み出し、ラリーでも負けない。

 

これがstelliterのテニスの目指すところ。