こんにちはstelliterです。
最近こそあまり使わなくなりましたが、仕事柄金属製品や化学樹脂以外に『木材』も以前は結構使用していました、足場の補修とかね。
木なんてコンクリートとか石油由来の樹脂に較べ、すぐダメになりそうかと思っちゃうでしょ?
実はそんなことないんです。
モノにもよりますが、木材の持つ耐久力ってとてつもないんですよ。
何を言わんとしているか。
タイトルの通りですが、木のように自然がもたらす『天然素材』って素晴らしいチカラを持っているんです。
ボクは中古ラケットを触る機会が多いのですが、特に個人間のやりとりで扱われるラケットって大抵リプレイスメントグリップ(元グリップね)がヤられている。
加水分解など伴い、ボロボロになってるんです。
しかしそんな中、結構年季の入っているラケットでも、元グリップだけはまだまだ元気ってラケットも存在する。
そのラケット、元グリがレザーグリップ。
加工に際し一部は合成材料を使用してはいるものの、基本的には天然皮革です。
本革のコートやバッグなんかお召しになってらっしゃる方はご存じかと思いますが、動物から生成された革の持つ特性はものすごい。
最近でこそPUレザー(合成皮革)も良くはなってきましたが、それでも天然物は持ち・性能ともに、いまだ合成品を寄せ付けない。
ガットだってそう。
ナチュラルガットの持つしなやかさ・反発・そしてテンション維持と、ポリやナイロンと一線を画す性能を誇る。
ピアノだってバイオリンだってもちろん主材は木。
しかし手入れによっては何十年経っても素晴らしい音色を奏で続ける。
やっぱりね、、、自然の生み出す力って凄い。