薄いグリップで高い打点は何故難しいのか

こんにちはstelliterです。

 

フォアハンドの話。

 

先日ご新規でいらっしゃった方。

ボクほどではないですが、なかなか薄目のグリップ。

イースタンで間違いないと思います。

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高い打点って打ちにくいですよね~💧

とおっしゃる。

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ええ、ボクもそう思います。

と即座に返答しときました。

 

薄いグリップは高い打点の処理が難しい、少なくとも強打しようとなかなか思えない。

愛しのクリスエバート、やはり低い打点が理にかなっている👇

 

しかしコレ👇

すっかり年配となった同じくエバートですが、高いボールの処理にグリップわずかに変えてますよね。

ちょっと厚く握りなおしているように思える。

やっぱ女王エバートをしても薄グリで高い打点は難しいってこと。


これ以前にも記しました。

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鈴木貴男選手のような日本一のテクニシャンでも、やはり薄グリップの高い打点は苦手。

 

力が入りづらいってのも苦手意識を持ってしまう理由になるんでしょうけどおそらく、面がどこ向いてんだか把握しづらくなる。

これが最もだと思います。

打点が胸以上、顔付近の高さになるともう感覚がわけわかんなくなる。


逆に厚いグリップは高い打点が大好物。スイング軌道が自然とマッチする。

かといって低い打点もそれほど苦手ってコトもない。持ち上げる動作が薄グリップより必要にはなりますけど、面感覚が薄れるってこともないんですよね。

ボクもかつて極厚グリップだったころ、腕前はともかく特に打点の高さによって得意不得意あったという記憶もなかったですね。

 

まぁ、致命的にフォアのセンスが無かったから(スライス除く)、結局モノにならなかったけどさ(笑)。