こんにちはstelliterです。
2,3年に一度、各ラケットって新作が発売される。
(👆これはカッコいいですね、EZONE BLACK version)
その際、たいていメーカーは
『新作の方が柔らかくて飛びがイイです』
こう宣伝する。
すべてが当てはまるワケではないけど、これがここ10年20年と、新作ラケット売り文句の定番。
しかし同じラケットの後継を使い続けているユーザーの真の声は意外と
ん~前作の方が柔らかくて打ちやすいような。。。
とか、もっと言えば、
やっぱ前のほうが打ちやすい
と感じる人も居る。
まぁ単純にこれまで使っていた前作の方に慣れちゃってる、しっくりきてるからというのはあるだろうけど、硬いとか柔らかいとかそれだけじゃない。
そうでないと、
『結構色々と新作試してみたんですけど、もう今持ってるこのラケットしか馴染まなくって』
こういう人が後を絶たない理由がつかない。
個人的には剛性感が影響してるんだと思います。
使用している素材としてはこの20年とかでビックリするほど進化はしていないと思う。
もしくはちょっと前のラケット素材のほうがイイもの使えてた、なんてこともあるかもしれません。
原価高とかコスト削減とかが理由でね。
しかし製造技術そのものはきっと向上している。
これがラケット全体の仕上がり剛性を底上げさせる。そしてそれは振動吸収性なんかにも。
じゃあ常に新しいラケットのほうがイイじゃないか?
という至極まっとうな意見が出そうですが、こと使用する人間にしてみたらそんな単純な話ではない。
ボクみたいに逆に多少振動があったほうがイイと感じる人間もいる。
振動吸収や剛性があまりにも高まってくると、なんだかラケットそのものがあまりにもmuted、つまり打っていて手に情報が伝わってこないと感じてしまう。
人間の感覚ってのは機械とはまた違った計り知れない能力・奥深さがあります。
(👆stelliterこだわりのシリンダーゲージはもちろんミツトヨ製)
こういったことってのは道具が新しければ使いやすいということに直結しない場面もあるんだと思います。