こんにちはstelliterです。
テニスは人と戦います。
そしてゴルフはコースといった『対象物・状況』と戦います。
まぁゴルフだって、最終的にはその他大勢の人のスコアと競うという点では対人競技と言っても間違いないのかもしれませんが、今回はそこはおいといて。
で、個人的に思うのは単純な競技性として、テニスはゴルフより、ある意味簡単なのかもしれません。
理由は『動かない相手から感じるプレッシャー』がゴルフのほうが遥かに大きいからです。
テニスの場合相手がいろいろな意味で動きます。
こちらの調子は今一歩、、しかし相手がそれ以上に悪かったり、そもそも大したことなかったりすることを指します。
そうするとそれだけで勝てちゃう。
自分以上に相手起因で勝敗が分かれます。
一方ゴルフの場合、基本的に相手が動きません。
天候によってコンディションが変わることはありますが、大前提であるカップが急に大きくなってくれたり、距離が短くなってくれたりするわけがない。
つまり対戦相手であるコースは不動、調子を崩すということは絶対に無いわけです。
これはプレーヤーにとって、相手に助けられるという要素が全く無くなるわけであって、
『自分がブレるわけにはいかない』
それが強烈なプレッシャーとなります。
ゴルフやったことない私が言うのもなんですが、これってテニスにおいて最も緊張すると言われるサーブと同じ。
サーブはどんな条件でも自分から発進し、そしてミスできない。相手のマッポでダフォったらそれまで。
ゴルフも同じ、パットを外したらそれまで。ティーショットを曲げちゃったらハイそれまで。
しかもゴルフは最初から最後まで常にそういう状況でプレーしないといけない。
つまり毎回プレッシャーのかかるサーブを打つわけですから、相当キツいと思いますよ。
特にプロは一打増えるごとに賞金が目減りするんだからなおさらでしょ、テニス以上にイップスを発症する人が多いというのもうなずけます。
そしてゴルフは皆が一斉に『コースという同じ相手』と戦う。これも相手が動かないと言い換えられます。
不平不満を言いにくい、言い訳がしにくいってもんです。
かたやテニスは一回一回常に一人の相手と戦う。
都度相手が乱れてくれるなんてラッキーがあれば、結構上まで行けちゃったりもする。
でも逆にテニスは相手が絶好調だと大変じゃん?
なんて思われそうですが、ここはゴルファー諸君にはお教えしときますけど、実際テニスや他の対人競技って『相手が超絶好調』ってそんなにあるもんじゃないんですよ。
もちろん地力という絶望的な差はありますが、人対人ってのは次第に拮抗するもんです、数重ねると。
何とかなる要素があるんですよね。
むしろ調子が爆発してスコアに差が生まれるのもゴルフとか射撃とか、対象物が動かない競技の方なんじゃないかなぁと思いますけど。。。
突き詰めればどのスポーツも大変っちゃ大変です。しかし僕は人と戦うテニスを選んでよかったなーと思います。
きっとゴルフだったらメンタル崩壊してる。
しかしこんなこと書いてたら、テニス愛好家から怒られちゃうな💦