こんにちはstelliterです。
昔からテニスをしている私の先輩方に言わせると、、

ガットって張替えたら最低でも4000~5000円くらいするじゃん?
という認識。
しかし今やどこのショップも他店より少しでも安くしないと、という価格競争が生んだのか、5000円まではしないんじゃないでしょうか?
では個人経営のテニスショップを除いたとして現在、大手のスポーツ用品店などでガット張りを行なってもらうにあたり、いったいどれくらいの価格で張り上げてもらうのが相場なのか。
👇こちらにしっかりお調べな方がいらっしゃったのでどうぞご覧ください(笑)。
ガットは一般的な中で最も安いとされているミクロスーパーを購入分コミで例としていますが、だいたい最安値で2300円くらいですね(ガット1500円+張り代800~1000円みたいな)。
流行りのポリやマルチフィラメントや果てはナチュラルガットだともっと上がっちゃうでしょうけど。
でもこれでも安くなった方ではないかと思います。
と同時にこれが今段階での限界価格のような気もします。
はっきり言ってガット張りなんて儲からないからね。
ガットの購入分を含まない、張り代だけで1000円から2000円は取る。これを高いとみるか安いとみるか。

そうなん?だって1時間に何本か張れるらしいんだから、1本あたり1000円も取らなくていいジャンね?
なんて思っちゃうかもしれませんがそういうわけにもいかない。
時給1200円のバイトさんが必死こいてもおそらく一時間でラケット2本分張れるかどうか。
実際はもっと早く張れるとしても、途中で声掛けされたりほかの雑務に急に対応しなくちゃいけなかったり。
それにお客様のラケットだからやっぱり細心の注意を払うわけでね。
きっとそこには保険も含んでいると思う。
そうすると単純に『時間÷張り数=〇百円』というわけにはいかないんでしょう。
あと、凄腕の人であれば確かに10~15分ほどで張り上げたりします(私で超頑張って20分強かな)。しかも彼ら、そのスピードを保ったうえで張りのクオリティも確保できる手練れ。
もしかしたらギャラも高いんじゃないの?
なので結果的にこれ以上安くするのは難しい。
仮にガット張りの工賃を安くしても、その分ラケットばんばん売るとか、ショップ全体として他の販売収益で補填出来ないと工賃値下げを実現するのは困難な気がします。
そしてもう一つ。
まず私の知る限りですが、ガット張りの完全オートメーション化はまだそれほど実現に至っていないということ。
👆こういうマシンの想定はされており、どうやら大手テニス用品メーカーがロボット産業とタッグを組み開発に着手しているようですが。。。
聞き間違いでなければ動画最後の方で『ablelable will soon market』って言ってたけど、この動画ももう五年前。
たぶん出回ってないですよね?見たことないし。
ましてやスポーツショップレベルでそんなスゲー機械置くワケないし。
つまりは、人が張らないと完成しない。
それに昨今の原材料高、それに伴う輸送費高なども相まってガットそのものの価格も上昇している。なによりこれがデカい。
総体的なガット交換費は上記サイトさんの数値より安くなることは考えづらそうです。