こんにちはstelliterです。
先日の楽天オープン、見事にフリッツがティアフォーとの同胞対決を制して初優勝。
それにしてもアメリカンは復権してきましたね。
それはさておき、今やどのトップ選手もプレーが似てきちゃってあまり違いが無いように思えます。
昨日のフリッツもティアフォーも、こないだ開催されたレーバーカップに参戦したTOP選手たちもしかり。
プレースタイルにお国柄が反映されないもんですねぇ。
んなことないんじゃない?戦術とか配球とか結構出身が表れてるよ
なんて見方もあるようですが、そういう目で見ているからってことないでしょうか?
国籍不明のAという選手のプレーを観て、
『あ~、この選手は○○あたりの国の選手じゃない?○○なプレーが多いから』
なんて思ってみたら実は全然違うお国の選手であった、、、なんて例いっぱいありそう。
ひと昔前のように、
- オージーはサーブ&ボレーが主流
- アメリカンはビッグサーバーかつ短期決戦派
- ドイツはクレーが盛んでオールラウンダー
- スペインおよび南米は粘りのプレーが身上
- 日本は小気味良い、フラット&スライスなテニス
などなど、ある程度スタイルの傾向ってもんがあったのですが、いまやこれほどの情報共有社会。
ある意味世界のテニスが画一化されてきているように感じます。
私はMMA(総合格闘技)にもある程度詳しいつもりですが、あるUFCのチャンピオンがインタービューの中で、、
「技はすべてYOUTUBEで覚えたのさ」
なんて冗談とも思えるような回答をしていました(誰だかわかる人はすぐワカル)。
真意はさておき、それくらいもう
『どこどこにいって誰々に教わらないといけない』
って時代ではなくなっている表れだと感じました。
お国柄とは関係ない例になりますが、もうサントロのような選手は現れないでしょう。
(👆変人変態なファブリス・サントロ)
居たとてTOP100にも入れないと思う。
見た目だけの違い(簡単な話し、人種の違いくらい)であって、皆一様に凄いテニス、そして同じようなテニスになってきている気がします。
ま、そうでないとTOP戦線では戦えないんでしょう。
そうすると個性は消えゆく。
僕は「あの選手は○○出身だけあって、いかにも!って感じだね~」という雰囲気が好きだったんだけどな。。。