こんにちはstelliterです。
『結果的に勝ったヤツが強い』
よく耳にする言葉ですね。
いかなる勝ち方であれ、ルール違反を犯しているのでなければこれは競技である以上、どうにも覆せない事実です。
話は変わりますが、凄腕のコーチはこれから教え子になろうという生徒を、ちょっと見てすぐに
『この子は才能がある』
『こりゃモノにはならないかなぁ』
とすぐに分かるものでしょうか?
まぁ俺は凄腕コーチじゃないからワカンナイけど、そういう人はわかるのかも。
では、
『この子は将来勝ち上がる、TOP選手になれる』
これはどうでしょう?
それはちょっと難しい気がします。
ちなみに私はまったく見分け、、というか人を見る目はありませんね。
テニスはおろか仕事でもそうです(笑)。
部下のほとんどすべては自分で面接し入社させていますが、コイツはデキるだろうというやつが『あれれ?』ってこともあるし、その反対もまた然り。
もちろん見た目通り仕事ができる奴もたくさんいますけどね。
要は人の深いところ・本当のところなんて、ちょっと見じゃ誰にもようワカランちゅうこと。
じゃあ何をもってその人の最終形を見通せるのか。
そんなの結果しかありませんよ。
強さを感じさせるイメージは人によって異なります。
テニスにしてみてもそうです。
ちょっと古い話ですが、マイケル・チャンが全仏を17歳で獲るなんて当時全員が想像できたでしょうか?
ちょこまかコート狭しと走り回るチャンのプレーは目を見張るものがありますが、あまりに小柄。
しかし世界一大変な舞台、しかも力のいるクレーで彼はやってのけました。
アガシが獲る最初のGSがまさかウィンブルドンだなんて誰が想像したんでしょう。
ライジングショットを武器に早い展開を得意としていますが、基本ストローカーであるアガシ。
GS獲るにしたって普通全仏かせいぜい全米って思うでしょうに(まぁこれは4分の1の確率で当たるけどw)。
当時のチャンやアガシに負けた選手たちは
ちぇ、、ラッキーだっただけだよ
と後ろ指刺したかもしれませんが結果勝ったのはこの二人、強かったのもこの二人(現に4回戦でチャンに負けたレンドルは嫌み垂れてたらしい)。
見た目の条件的に『とてもとても👎』と思われていたとて、最後の最後、結果を見て初めてその人の実がわかるんです。
どんな変則・変態プレーでもいい(変態は言い過ぎかw)、結果の出し方はなんでもいい。
『勝ったヤツが強い』