脱中級テニス🎾忘れられがちな『ファーストサーブの確率』

こんにちはstelliterです。

 

2021年のATPツアー選手におけるファーストサーブの確率。トップ20の選手の結果は

62.7~68.7%だそう。

 

そしてそのファーストが入った時のポイントゲットの確率が75~80%まで高まります(ちなみに最近ではないですがカロビッチ大先生👇は85%くらいまで数字上げる異常さ)。

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それだけ強烈なサーブを放っている証拠ですが、これは私たちにまともに当てはまる話なわけないですよね。

 

まず実際65%以上ファーストが入るってすごいこと。

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『超置きに行くサーブ』しか打たないような人はおいといて、私たちが普段目の前でそれを1セット2セットやりきっている人がいたら、

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お~、この人サーブの確率すげぇな💦

と感じるはず。

しっかり打ち切れるサーバーであったなら、なかなかの武器となっているに違いないでしょう。


私たちの普段のゲームに置き換えて、ファーストの確率って考えたことありますでしょうか?

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置きに行く👆羽子板サーブは無しとして、実際のところおそらくですが、30~40%ってとこじゃないですかね。

 

まず第一にしっかりカウントしている人すら少ないと思う。

それはなぜか。

『ファーストが入る確率より、ダフォの確率の方が気になるから』

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これじゃないですかね、私を含め。

 

もっと言えば、サービスエース及びサービスポイント(ラケットに当てられはしたが返ってこなかったポイントのこと)の数だってそれほどカウントしていないと思います。

 

それこそさっきの『置きに行くサーブ』ではポイントの起点にならないし、打っている本人もそれでポイントを奪おうなどとハナから思ってもいない。

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ダフォさえなきゃそれでいい、ポイントは3球目以降で決められればいい。

別に悪いことではないですし、それで勝てる人はそれでいい。

 

だからファーストの確率なんかあまり考えない。

 

それだけサーブがストロングポイントになっていない人の方が多い、、、、むしろダフォも含めて考えればウィークポインになっているなんてね。

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最初のラケットトスで選択権を得たのにリターンを選ぶ人が過半数いるのもうなづけます。