こんにちはstelliterです。
『ナダル右利きだと弱いんじゃないかな論』
しょっちゅう議論されていましたね。
How many Grand Slams would Nadal have if he was right handed? : tennis
肯定派の意見として最も多いのは、
『レフティーから繰り出されるバモスピンが右利きに対して、特に片手バックハンドに対しては最強の武器だったから、それが封印されるとナダルは厳しい』
『大したことないサーブが、右からであったなら尚更しょぼいものになってしまう』
これらでしょう。
たしかにフォアの順クロスを起点に、時にダウンザラインというナダルの典型的な組み立てが出来なくなるのはプラスに働かないとは思います。
先に申した通り、特にナダルのフォアは普通の軌道とはちょっと違う驚異的なもの。
それをやたらめったらバック側に集められ、そっちへ意識が集中してるところに、『グサッ!』とフォアへのダウンザラインに切り返されるってのが相手からしたらたまったものではない。
そして、キャリア中期から現在にかけて改善されてきたものの、長年課題とされてきた、『あまり武器になっていないサーブ』。
これもレフティーであるからこそ、そこまで攻め入られなかったのではという考え方。まあもっともですね。
実際初期のナダルのサーブ、結構叩かれてました。
しかし、私的には
これまで程の成功は納められなかったかもしれないけど、それでもチャンピオン(No.1)にはなってたんジャン?
ですね。
確かに左利きであることが有利に働いていたことは否定できないしょう。
あらゆるスポーツにおいてレフティーの希少さは優位に働くことが多い(特に対人スポーツの場合は)。
実際はナダル自身も元は右利き(ゴルフとか普通に右だもんね)。
有利になる点を活かすためあえて左手にラケットを握り変えたわけです。
しかしそれら差っ引いても、ナダルだったらこれまでの活躍こそ下回るかもしれないけど、
- アホほど速いコートカバーリング力
- 球際の強さ
- ラリー戦の引き出しの多さ
- スマッシュ鬼、ボレーも相当上手い
- かなりの戦術家、相手を見抜く能力
- 稀代の負けず嫌い、ど根性野郎
これら見逃せないタレントをたっくさん抱えている。
特に最後の負けず嫌い要素は誰を差し置いても歴代最強クラス。
これだけで数回は全仏を制しただろうし、クレーでは変わらずキングであったことでしょう。
(👆あとこの152秒後からの超有名な動画。頭オカシいコートカバーリング)
なので少なくとも一回はチャンピオンの座(No.1)に着いたであろうと思われますよね。
さすがに二桁GSやスラム(4つ全部の意味ネ)は難しいかもだけど。
想像の世界としてネタに尽きないテーマ、『ナダル右利きだと弱いんじゃないかな論』は。
しかし最後は気力がものをいう
いずれにしても、彼の底力は常に想像を超えていく。我々凡人でははかり知れませんから。
え?じゃあフェデラーが左利きだったら??
うん、、もしかしたらGS30回制覇いったかもね💦
あんな左利きおったらキチ〇イ、、他の選手は戦う前から白旗っしょ🏁